胸が鳴るのは君のせいのレビュー・感想・評価
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没入感を削がれる二つの理由
イオンワンデーフリーパスポート3本目
お金を払ってまで観ようとは思っていませんでしたが、ワンデーパスを使って狭間の時間で鑑賞してきました。まあ、この手の作品は必ずハッピーエンドなので、途中で何が起ころうとそれほどハラハラしません。お気楽に観られるのはいいのですが、場内は若い女性ばかりで、アウェイ感がハンパなかったです。
本作は、主人公の篠原つかさが周囲の人物との間で揺れ動きながら、級友の有馬隼人へ寄せる恋心を甘酸っぱく描きます。観客の多くは、主人公と同化し、イケメンとのキュンキュンするような恋愛を疑似体験するという構図です。自分のような顔面偏差値の低い人間は、現実ではこんな恋愛は味わえないので、スクリーンの二人をうらやましく眺めていました。
しかし!本作では、どうにも我慢できない点が2点あり、没入感を著しく削がれてしまったのが残念です。一つめは、あまりにも非現実的は胸キュンシーンの演出です。彼女でもない同級生の髪を後ろから持つとか、声を上げながら宿泊室を見回る教師とか、それに気づいて大騒ぎで布団に隠れるのにバレないとか…、漫画やアニメでは許されても、実写でされると小っ恥ずかしく、あり得ないと思えるものばかりです。おかげで、現実に引き戻され、もう少し自然にできないものかと冷めた目で見てしまいました。
もう一つは、主演の浮所飛貴くんのあまりにも拙い演技。ジャニーズの子らしいので、ファンからすれば演技なんかより彼の姿そのものに価値があるのでしょうが、ファン以外の者にとってはノイズでしかありません。共演の白石聖さんは、いま勢いのある女優さんなのですが、彼女の演技が空回りして見えるほど、浮所くんが足を引っ張っているように感じました。いい作品を創ることより、彼の主演作を作ることを目的としたのなら、この結果はやむなしといったところでしょう。というわけで、出演者めあてならいいですが、映画作品としてはお勧めできません。
少女漫画原作実写化の教科書みたいな映画
もしこの作品が30年以上前に作られていたのならそれなりの評価ができたと思うのですが、
好きな人が輝いて見える演出、
もう1人のモテ男がヒロインを好きになる、
好きな人には元カノがいて、その元カノは病弱、しかも自分のせいで傷つけた負い目がある、
林間学校、夏の花火、文化祭のキャンプファイヤー、
ヒロインの親友はクラスのお調子者とくっつく等々少女漫画あるあるをこうも漏らさずよく映画化したものだと・・・。
次のセリフこうだろ?と思ったら本当に一字一句違わずにそのセリフ言うし、ここまでサプライズのない映画を作れるのは逆にすごいことなのかもと思いました。
煮え切らない
極論、予告詐欺って感じでした。
私は予告をみて面白そうだと思って見ましたが、予告映像の半分ほどが、最初の10分ほどで2人の関係を説明するためにダイジェストで流れるプロローグのようなものでした。あの予告の映像がどのように展開していくのか楽しみだったのですが、プロローグで片付けられてしまったのがほんとに残念でした。
伏線を張るだけ張って回収されなかったものも多かったし、闇な部分も中途半端で、胸キュンシーンとのメリハリがはっきりしないイメージでした。
ここをもっとこうすればキュンキュンできるのにといったところが多かったです。
告知でめちゃくちゃ推してた髪を束ねるシーン。あれは私にはすごく矛盾が生じていました。
ラストの告白シーンも原作のセリフをそのまま持ってきただけで雰囲気や繋がりが無理矢理な印象がありました。
原作をもう少し忠実に再現してくれればキュンキュンできたかなと思いました。
ベタだけどベタじゃない
はっきり言って浮所くんの演技は微妙です!声は籠ってるし、迫力はない。でも悔しいことにかっこよさだけで物語を持っていけるあたりジャニーズだなぁと思ってしまいました。白石聖さんはとても可愛らしく、MVではとても可憐な姿を見せている彼女ですが、今作では超可愛い女子高生に仕上がっています。演技力も抜群で良かったです。
物語はめっちゃベタです。ちょいちょい変化球がありつつも、ひたすらにベタです。メインな登場人物たちがいて、その中で色恋沙汰が展開されていくという感じです。ヒロインはドジだし、ライバルの長谷部くんはチャラいしで、THE・少女漫画って感じです。
その中に変化球を混ぜてくることによって、物語が単調なものに終わらず、オリジナル性を高めています。主人公の元カノ(他校の生徒枠)が少し嫉妬するくらいなら色々な作品で見てきたんですが、もうばちこりに嫉妬心の塊で、俗に言うヤンデレってやつです。しかもあざといです。こういうタイプが現実にいたら笑いながらイライラすると思います。でも彼女のおかげで、ヒロインの優しさと可愛さが際立ちます。要するに噛ませとして立派ということです笑
今作の中でも一番印象に残っているのは、長谷部くんの女的な人を降った際にビンタではなく、思いっきり顔面グーパンチをかました場面です。そんなガチパンチすんのかと。基本的にずっと笑えている作品なんですが、ここだけは大爆笑してしまいました。劇場に人が少なくてよかったです笑
キャンプファイヤーの場面で雨は降るし、有馬に告白された時に、長谷部くんにキスされたことを正直に言っちゃうしと、常に笑いどころを用意してくれていたのですが、最終的には爽やかな終わり方をしていてとっても心地のいい作品でした。
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 12:00〜13:55
座席 F-7
自分も片想いしてた頃が思い出されました
コロナ疲れの主婦を癒すには最高の映画でした。
ヒロインの白石さんが、安定の演技で、
ジャニーズJr.で大抜擢の浮所くんを引き出してくれてました。
可愛い。どこを切り取っても可愛い。
細かな描写で、大昔の高校時代に戻れましたし、
今の我慢してる子供達にもこんな日々をおくってもらいたいと願ってしまうような、いい映画でした。こういう2時間余りが、暮らしを頑張る活力になります。
#45 若いって良いなあ。
『LDK』を観てから少女漫画にハマった私は、東映制作の少女漫画実写映画が大好き。
何故か東宝や松竹より優秀な作品が多いのよ。
これも原作はそんなに好きじゃなかった気がするけど、主人公の2人が美男美女だからか本当漫画チックで良い。
板垣瑞樹クンのクズ男ぶりも最近板にハマってきた(もちろん本当は爽やか青年やって欲しいけど)。
キャンプに文化祭に意地悪ライバルにと、少女漫画っぽさを詰め込んだ作品。
年収や親戚関係とか全く気にせずに一途に人を好きになれる、若いって良いなあ。
ラブコメの暑苦しさが無く観やすい作品、若手キャストも魅力的
『思い、思われ、ふり、ふられ』以来の胸キュン映画なのだが、それよりも直球に描く今作。しかし、片想いとすれ違いを丁寧に描いた作風が何故かキュンキュンして泣いてしまった。片想いのムズムズとした感情が余韻をくれる。
まず、キャストが絶妙だと思う。美少年の浮所くんは初めて観てちょっと平野紫耀くんっぽくて、あんまり…と思ったけど、次第に馴染んでいった。一方、ヒロインを白石聖がしている時点で既に今作は成功だと思っていたので、間違いはなかった。寧ろ、満を持してこの系統のヒロインを務めた印象。初々しさとシーンの緊張感を作るのが上手くて、心臓が痛かった。笑
また、原菜乃華や板垣瑞生の配役もバツグン。掻き乱す役どころでありながら、彼らの気持ちも分かるからなんとも言えない…。この他ドラマや映画で観る、演技の上手いキャストで固められているので、ラブコメでもいい塩梅が効いていたと思う。
さて、作品の方はというと、自分のストライクゾーンの真ん中に近いテーマだけあって、ずっと楽しめた。少しありえないようなシチュエーションも、光を多用した心の煌めきも好き。久しく乱発していたラブコメ作品の中でもリアリティの比重があるので、個々の感情が浮かびやすく、観やすかった。だからか、大学生のクセして普通に感動してしまってるし、なんなら繊細な人間模様にグッと来ていた。
その一方、説明的な場面を投入するのはやっぱり倍速や情報接触を短時間で済ませたがる中高生への配慮なのかなとも思う。「これはこういう所から来ている感情でね…」と引っ張って見せるのは、悪くないけど気になった。あと、証明さんと撮影さんのコダワリが伝わってきて良かった。
思ったより苦戦しているのが意外。華は特段ある訳ではないが、しっとりと良い雰囲気で進むから観やすい。ただ、東映だから劇場が少ないのも残念。もっと白石聖の魅力に気付いてほしいよ、皆…。笑
お調子者役の職人・若林時英さん
タイトルがタイトルなんで、実質的な主人公は白石さんが演じるつかさなんですよね。
彼女、そのままでいて欲しいと思わせる様な真っ直ぐさを持ってるの。
これは守りたくなりますよ。
序盤は抑え気味だった白石聖さん自身の魅力も相まって、強がる姿も戸惑う表情も、彼女の全てが愛しくなってくるんです。
一方の有馬を演じた浮所さん、役柄もあって表情が冷たく感じたんですよね。
なんだけど、最後に見せたキャンプファイアの炎に照らされた笑顔は、温かくつかさを包む様な笑顔で良かったかな。
それと、流石だなと思ったのは若林時英さん。
お調子者のクラスメイト役が、板に付いてる。
主人公を邪魔しない程度に、色んなシーンで存在感を見せます。
その若林さん演じる高岡とみどり、いつの間にかカップルになってる。
この二人の恋愛は深く掘り下げられてないけど、お似合いの二人だと思えるの。これは、良かった。
パンフレットによりますと、若林さんは初彼女(のいる役)らしいです。
最後に、この映画の良かった点をもう一つ。
それは、エンドロールの最後の方に、板垣さん演じる長谷部や原さん演じる麻友の笑っている写真が有った事。
この二人、消化不良のままフェードアウトしちゃったので、気になっていたんですよね。
なので、最後に笑顔が見れて良かったです。
障壁は自分の心
高1の3学期に転校して来た当時は愛想悪いと思っていた男の子を、気付けば目で追うようになって1年、仲良くなって告白したけどフラれてしまった女の子が彼を好きで有り続けるお話。
3年生になり同じクラスになったイケメン君の従兄妹が有馬君の元カノでとか、学校のイベントで手掛けた先で偶然元カノの学校も一緒でという大きい流れもさることながら、登場人物の言動のところどころに、リアリティの無いそんな訳…が結構頻繁に挟まれ、マンガ原作?まあそうだろうね。を強く感じる。
ストーリーもなんの意外性もなければ、ことごとく先を読めるベタベタさで、マンガ原作の恋愛映画としてはそれが良いのかも知れないけれど、この手の作品があまり得意じゃない自分には、つまらなくはないけれど面白味は感じられず。
まあ、出ている俳優陣で顔と名前が判る人が2人しかいないし、自分が高校生の頃には携帯も普及していなかったレベルのオッサンの意見ですけどね。家に電話しなきゃ行けなかったんですよ!
恋愛じゃないところは、アオハルだな~と羨ましさや爽やかさや懐かしさを感じて嫌いじゃないですけどね。
演者さん目当てだったり、こういうのが好きな人が安心してみられる王道作品としては良いのではないですかね。
そんな訳で?主演の女の子の歯がメッチャキレイなのと、イケメン君が頻繁に国分太一にみえることばかりが気になった。
さわやか!!!!!
もうただただ、さわやかな映画でした。
白石さんの表情がコロコロ変わるので目が離せませんでした。浮所さんもかっこよく、クールで、映画の主役の顔でした。
これからも色んな映画、ドラマに出演してほしいです。期待しています。
上映する映画館の数が増えて欲しいです!
フレッシュで見ていて楽しかった!
たくさん広告が流れていたので気になって観に行きました😊
主演がジャニーズの子だったからか、観る人は若い子が多い印象です。
有馬くん役の子は、演技経験が少ないとのことでしたが、胸きゅんシーンはとってもドキドキしました。
つかさちゃんがとっても可愛かった!長谷部くんも麻友ちゃんもよい演技でした✨
フレッシュな子が多かったので、これからどんどん演技が上手くなりそう!
幸せな気持ちで胸がいっぱい
登場人物の心が美しく(この作品では美少年、美少女表していました)、全員を応援したくなりました。
有馬とつかさの想いが一つになってから、つかさを愛おしそうに見つめる有馬の表情に胸が鳴り、思わず涙してしまいました。
主題歌の歌詞もストーリーに沿ったもので、青春を感じる爽やかな曲でした。
ひどかった
テレビなどで毎日広告に流れてきていたので気になって見に行ったが、ジャニーズJrの有馬役の人の演技が酷すぎた。他のJrの子で演技が上手い子が居た気がするのになぜその子にしなかったのか疑問に思うぐらい。
青春映画として上出来
演技経験の少ないジャニーズJr.が映画の主演(しかも初主演)で脇を固めるキャストも一般的な知名度は高いとは言えない若手の俳優が多いので、正直なところ主演俳優のファンだがあまり期待はしていなかった。
作品のストーリー、演出も原作を取り入れつつもオリジナルの要素もあり見応えがあった。
若いキャストが多いが、演技も自然で、不自然な要素が少なく胸キュン映画にありがちな顔だけはいいけど内容は……と言ったことがなかった。観ているこちらが共感性羞恥で辛くなることや、眠くなるようなこともなかった。青春映画として十分楽しめるので、キャストのファン以外の友人にも鑑賞を勧めたい。高校生の甘酸っぱい青春が主役以外の人物の心情の変化も含めて丁寧に描かれていたのも良かった。
上映館が少ないのが残念。
ありきたりな話ですが
フレッシュなメンバーでの作品なので、新鮮さはありました。浮所君も白石聖ちゃんもすごく美男美女ではないけど(ファンの方、ごめんなさい🙇♂️。)、それが身近な感じが生まれて逆に良かったと思います。
低レベルすぎた
高校生の恋愛ものは全般に好きだが、これは別格、、、
キャスト、主役男子の演技が低レベルすぎ‼️
加えてストーリーも酷かった。
有名キャストが居ない理由が分かった!
この物語だからだ!
素人高校生が作った恋愛学園ドラマって感じだな。
途中途中のセリフや演技もクサくて数回笑っちゃいました、、、💦
あー久しぶりにハズレを引いてしまった。。。
それにしても主役の彼、声がキンプリの平野くんにクリソツだったなー
PS:演技は脇役の子の方が普通レベルだった(笑)
キュンキュンしました。
女性の方が8割でした。
内容は見て後悔はしない作品だと思いました。
切なくすれ違う気持ちをスクリーンと共に感じることができると思います。
美男美女出てくるね。
ジャニーズ映画だから、観客は女子中高生だけだったね。
保護者のふりして一人で見たよ。
主人公の二人、その他も美男美女過ぎて
高校生には見えなかったよ。
おとぎ話だから、それはそれで良いのだ。
終演後「キス、キス、キス」観客舞い上がっていたよ。
キュンシチュエーションがたっぷり。
『とにかくイイコ2人』のお話でした。
シチュエーションは普遍的なものが多かったですが、唯一元カノがいたっていうのはイマドキな感じがしました。
際立ったのは白石聖さんの可愛らしさ。
髪の長さ、シュシュなど似合っていて完璧でした。
浮所さんはクールなお芝居が素敵で、元々の真っ直ぐで良い人が滲みでている気がしました。
思い込みや色々、もどかしかったり『こんなことあったっけか?』と思うような場面もあったけれど若い特有の迷いなのかもしれません。
観た後は幸せな気持ちになってまた甘酸っぱい恋ををしたくなる作品でした。
主題歌は作品によく合っていて甘酸っぱく爽やかで素敵でした。
Jr.なのでリリースはない?のが残念です。
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