劇場公開日 2020年9月25日

  • 予告編を見る

「観客を待たせすぎ!」ハースメル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0観客を待たせすぎ!

2020年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 音楽映画、バンド映画なのに、肝心のサムシング・シーが最初にちょこっと演奏して、リーダーのベッキー(エリザベス・モス)がギターを投げつけて楽屋に戻るだけ。ほとんど主役によるバンド演奏がないという変わった作品でもあった。

 メインとなるのは楽屋。勝手にツアーをドタキャンしたり、バンドの方針などでぶつかり合う3人のメンバー。マネージャーも借金苦で頭を抱えてしまうほど。極めつけが怪しい呪術師に心酔してしまってるベッキーなのだ。

 ライバルだったゼルダ(アンバー・ハード)も良かったし、妹分のバンド「エイカーガールズ」の女の子たちがとてもいい。特にギターの子。腋毛もフサフサでちょっとファンキー♪これがカーラ・デルビーニュなのかな?髪の色もカラフルだったし、彼女たちなら応援したくなってきます!

 ミュージシャンが堕ちていくのはほぼアルコールやドラッグ、そしてリーダーは大概チコク魔だという事実・・・実話じゃないんだから、こんなステレオタイプはやめましょうよ。そんでもって、音楽好き、ロック好きの方にはむしろおススメできない作品ですが、ワキゲファンにはお勧めできます。ドイツ出身ロックシンガーのネーナを思い出した。ハースメルってこのことじゃないよね?

kossy
Bacchusさんのコメント
2020年9月27日

毎度です。
超共感です。
エイカー・ガールズは良かったですね!見た目以外パンクさは微塵もありませんでしたがw

この作品をみてネーナが頭に浮かぶkossyさん、 流石です!

Bacchus