劇場公開日 2021年1月15日

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聖なる犯罪者のレビュー・感想・評価

全103件中、41~60件目を表示

4.0彼は聖職者と言えるのか?

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

確かに彼には神父の素養があったのだろう
あれだけ人を引き付けるのだから
しかし、心の底から神に仕えているとは思えない
自分の神父になりたいという希望が叶えられないと、出所後は酒や薬や女に溺れる
製材所に行かなかったのも同じ
神父の(仮)職にあった時は十分に信者らしいが・・・
これは、キリスト教では何をしても懺悔すれば許されるとか、教会に行っていればさえ許されるとか、そんな風に思われるところ、そのままではないか・・・・
希望が通った時だけ機嫌が良いきかん坊の様
映画としては面白く、引き込まれて最後まで楽しめました

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シネパラ

2.0キリスト教

2021年2月11日
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ん…しらん間に寝てもーた。最初はいぃ出だしなんだけどなぁ。いつまでもいつまでも のらりくらり。そら寝るわ。

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Cinemaオタク女

3.0人は悪役を作りたい

2021年2月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

単純

ポーランド語?
見てると作品にのまれるリアリティーのある作品。
しかしミステリアスで各キャラも良いのに、ストーリーの深掘りが足りていない印象。
フィクション要素を加えればもっと化けただろう。

良い点
・主人公の雰囲気が絶妙
・各々の演技

悪い点
・喫煙多め
・尺が足りていないか
・ゾンビ映画オチ

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猪古都

3.5世の中はグレーでできている

2021年2月9日
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難しい

本作は非常に難しいテーマだった。
実話というが、そこにも驚きである。

本作の色調がニュアンスカラーというかハッキリしないように、世の中は常にグレー。だから私たちは白黒ハッキリと付けたがるんだ。

神父、犯罪者、善人、悪人、経営者、被害者、加害者
何でもかんでも型にはめようとするが、様々な角度から見れば全てグレー、善悪、良否あってほんの些細なことでものの簡単にひっくり返ってしまう。

本作の主人公だって、神父らしいことをしていたかと思えば狂った様に踊り狂ったり、事故の加害者の妻もある意味被害者である。

何が正しくて、何が美しくて、何が善人で悪人なのか、
人は常にどちらにも転びどちらにもなれる。

言ってしまえば、世界はそんなものなんだと。

一つ言えるのは信仰心のある人、信念を持つ人は強いということ。

ラストの展開には少し残念だ。

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マキ

4.0終わり方が良かったです。

2021年2月8日
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楽しい

興奮

最後は改心してまっとうに生きていくのかな。と思ったらそんなことなくて、更生していくのは難しいのかなぁと感じました。

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domu

4.5何が人を導くのか

2021年2月8日
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SP_Hitoshi

3.5『聖なる犯罪者』とは余りに安易な邦題。かと言って原題である「boze cialo (聖体)」を上手く日本人に解るように訳すのも確かに難しい。無宗教な日本人には最も理解しにくい内容かも知れない。

2021年2月8日
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もーさん

2.5あとからどんどん考えさせられる

2021年2月7日
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ユキ

3.0赦しとは?

2021年2月6日
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少年院を仮出院したダニエルは、ふとしたきっかけで偽の司祭となる
しかし彼の話す言葉には、何か表面的ではない真実が感じられた
素朴な村の人々にもそれは伝わっていたように思えます。
人は人を赦せるのか? キリスト教が一般的である欧米では一般的な
テーマであるのかもしれません。
人を赦すように、諭すのは簡単でも、自身が他人を赦すのは並大抵では
できないのではないでしょうか?
そして自分は何時、誰に赦してもらうのでしょうか?
ダニエルの心に平安は訪れるのでしょうか?
信仰を持たない自分は鑑賞後にこんな事を考えています。

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kenjii0809

3.018禁だから

2021年2月6日
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これって学校で映せるくらい真面目な映画ですわ。
ラブシーンだけで決めちゃうのはどうですか?
赦す赦さないって、其処に行くまでの背景が少し説明書不足かな。
実話ベースということでそちらに寄せたか。全体的にモヤモヤが残りました。

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michi

3.0(゚ω゚)偽物は

2021年2月4日
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おにっち弐号

4.0良い映画ですが、消化不良です。

2021年2月4日
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素晴らしいシーンが多く、とても楽しめました。登場人物達も魅力的で素晴らしかったです。その魅力的な登場人物達を演じる役者の皆さんもまた素晴らしかったです。
それだけにラストシーンは少し残念に感じました。もう少し答えと説明があれば、ググッと刺さると思うのですが…(しかしそうしたらしたで押し付けがましいとかいうかもしれませんね、観客とは贅沢なものなので)。ポーランドのユースカルチャーの面でもとても楽しめました。ヤンキーの直視に耐えないみっともなさと哀れさ、社会についていけない前科者の苦悩を感じます。そういった人たちを救うのが宗教、特にキリスト教だと思っていますが、(マルコ福音書 2:17 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。 )残念ながら現代カトリックの組織としての方針は異なっているようです。本当に前科者が聖職者になれないというのはおかしな話ですね…

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Rewind That

3.0僕には説明の足りない映画でした

2021年2月3日
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デビルチック

4.5この題名は誰のこと?人間?

2021年2月2日
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とっても見たかった作品。楽しみにしていた甲斐がありました。

製作した国が近いからでしょうか?最近観た「異端の鳥」と似たような雰囲気があるんです。
テーマも、似たような「人間って・・・」って感じですし。
「異端の鳥」のようなモノクロ映像ではないですが、どんよりした薄暗い空の下でカラー作品を観ているかのような、まぁ、色が色をなしてない感じの映像が似ているなぁって感じました。
その雰囲気は人間っていう得体の知れない生き物の内面そのものなのかも知れません。
ちなみに、暴力描写ハンパないです。オープニングの工場のいじめシーン、めちゃくちゃ痛そうです。(よくもまぁこんな痛ぶり方を思いつくもんだと)苦手な方はご注意を。

本作は神父の仕事に憧れた罪を犯した男の出所後を描いてるものですが、
「犯罪者が聖職者の真似事をした」という単純な話ではないと思います。
事実、神父になりすまし村の信用を得た男はいたみたいですが(それが基になってるんですね)それを描くことでその裏にあるテーマを掘り下げているのではないでしょうか?

善悪とは何で決まるのか?決められるのか?
目に見えることが真実なのか?もしかしてそれに惑わされていないか?
多数派が生み出す静かなる暴力。
加害と被害は表裏一体。
結局人間は許せる(赦せる)のか?
などなどの人間という複雑怪奇な生き物をニセ神父のエピソードで浮き彫りにしていきます。

そもそも、人を欺いていながらも、小教区の村の司祭となる主人公ダニエルの存在自体が矛盾でありかつ、複雑な人間そのものです。また彼を取り巻く村自体が人間社会そのものとして描かれている点が非常に興味深いです。
ただの「ニセ神父によるエピソード」に終わらせることなく、村の中にあるタブーを通して人間の闇(前述のテーマですね)を描いていきます。その物語の作り方は見事でした。
また、ダニエルの心情の変化も丁寧に描かれていると思います。逃げるための手立てではなく、自身が神父としての存在意義を見出す瞬間があります。そこが見事です、セリフも含め。あぁ、彼は何かを見つけたなって思わせます。

犯罪者であり、刑期の中で触れた(であろう)キリスト教に魅せられたダニエルの言葉は、現実的でありかつ純粋なのでしょう。キリストの教えは泥水をすするように酷い刑務所生活の中での一筋の光だったのかも?生きた言葉ゆえにシンプルで本質をついています。彼の言葉は村人に届き、そして救いをもたらしたのかも知れません。
なんとなくですが、村全体に明かりが灯るかのようにクライマックスの映像は明るく、未来を予見できるような感じでした。(あくまで村のですが)

さて、そんなダニエルはどう裁かれるのか?どのような未来を迎えるのか?
ラストは、ラストに至るプロセスは・・・これまた本作のテーマに沿ったもので、かつ(考えすぎでしょうが)キリスト教の教えそのものと人間社会の現実って違うんだって痛烈に訴えている気がしました。戦争がなくならないのはなぜ?戦いがなくならないのはなぜ?教えはいったい何を教えてくれるんだ?現実ってこうですよ!って。

ひっくるめて現実の人間社会なんですよね。悲しいけど。

なお原題は「Boże Ciało」直訳で「神の体」日本語では「聖体」だそうです。
またネットで調べただけですが、原題は「聖体の祝日もしくは聖体節と呼ばれるカトリックの祝日」とも言われてます。この日は各地でprocesja(プロツェシア)とよばれる行列があるそうです。
村でのエピソードのクライマックスのシーンはこれを想像させます。
だからこの題名なのかなぁ?
キリスト教に詳しければさらに興味深い作品かもしれません。

ポーランド映画、初めてみましたが素晴らしかったです。
難を言えば、ダニエルがキリスト教に魅せられていく過程を詳しく知りたかったなぁ。

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バリカタ

5.0沈黙は祈りか犯罪か。

2021年2月2日
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悲しい

怖い

幸せ

冒頭で司祭になりすました主人公が、「沈黙も祈りである。」という。
この沈黙の意味が、これほど深く響くことになるなんてまず思わない。
彼の正体がいつバレてしまうかの危うさと裏腹に、着実に住民たちの
心を拓き繋げていくその行動を、善悪で片付けられないところで唸り、
悲しい事故の真相を、事故で亡くなった家族の醜態を、黙して語らぬ
こともまた祈りであることを、まさかの人物に教えられるという衝撃。

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ハチコ

4.5罪人は死ぬまで罪人なのか

2021年2月1日
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ポーランドとフランスの合作、所謂少年刑務所な所で信仰に目覚め、出所してひょんな間違いから、村の神父に成り変わり、自身の視点で村人を救おうと罪人の事を隠し、神父を続けて充実をした毎日を送って、そこの村の事件を解決などしたり、人を救ったりしてるが、身分を知る少年が現れ、そこから…
とてもシリアスで切ない話です、私には信仰がないので共感は出来ないですが、頑なに悪者を決めつけ排除しようとする村人、そっちの方が罪人ではないか。

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ハニ

3.5それぞれの赦し

2021年1月31日
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21008.赦しの先に見えるもの

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movie

4.0何重にも面白い

2021年1月31日
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少年院出の男の子が神父になりすますというとんがった設定がなくても、自分の信じたいことだけを信じ、匿名で他人を批判する現代っぽさを危なげありすぎな不器用な手で解決しようとするストーリーだけでも十分面白かったと思う。そこにそのとんがったベースを描いても邪魔にならず、融合もちょうどいい具合で、うまい映画としか言いようがない。感動とか、現代社会をえぐる問題作とか、そんな評価どうでもいいと思う。この映画は面白い。

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三毛猫泣太郎

3.5人は容易に変われない。

2021年1月29日
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鑑賞方法:映画館

気が付けば、映画に引き込まれていました。

主人公が嘘をついてでも司祭になりたかったのは、過去をなかったことにして、新しい自分に生まれ変わりたかったのかなと思いました。
司祭になった主人公は、人の痛みに寄り添い、権力に屈しない。
自分の言葉でキリスト教の本質を伝えようとする。
半面、酒に溺れ、セックスをする。
人間は、理性ではなく、本能と感情で生きているから。

追い詰められた主人公は、変わろうとしていた全てを置いて、元の衝動的で暴力的な状態になります。
人はなかなか変われない。
でも、変わろうと努力することは大切なのかもしれないと思いました。

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のりたま

0.5分からなかった。

2021年1月28日
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なぜ主人公が聖職者に憧れるのか?
別にクズ人間でもいい、聖職者になってからもクズでもいい、そこは映画だから。でも、なりたい、憧れる動機があってこそ感情移入できるのでは。ラストをそう描くのであればもっと中身を考えないと。
睡魔との戦いだった。

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ゆう