「赦すことは愛、という言葉が身に染みる。」聖なる犯罪者 れいさんの映画レビュー(感想・評価)
赦すことは愛、という言葉が身に染みる。
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ダニエルは神父に憧れるあたり、根っからの悪人ではないみたい。
ひょんなことから村人の告解を聞けば、彼なりのアドバイスも出来ちゃうし…見どころがあるようで、でもどこまで信用できる?と半信半疑でスクリーンを見守る。
半ば過ぎはダニエルには神父が向いている!と感嘆の思いで眺めている。説教と行動が情熱的!
前科者は神父に就けないと誰が決めたのかな?聖書にあるのかな。
許すことは愛、というならダニエルを許せば彼は自力で更生したろう。
ダニエルは法律的には罪を償ったのに、社会的な制裁は終わらないんだね。天職に思えた神父にはなれない、この世の仕組みが疑問。
なにか救いはないのか…?
でもダニエルが再出所後に清く生きてくれれば、神父にならなくたって
意義のある人生だとは思う。
彼は、権力者ではなく助け手になりたい人だから。
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