「また旅立ってしまった。。」映画 太陽の子 リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
また旅立ってしまった。。
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戦時中に、原子核爆弾を開発して戦争を終わらせようと研究を重ねた科学者と、その弟や家族の物語でした。
ブレイブでも三浦春馬さんは徳川家康として亡くなる役でしたが、今回も戦地へ赴いて亡くなる、という切ない映画でした。。
また敗戦と分かっていてもなお戦地に行こうとする学生や、少女達の将来の夢が早くお嫁に行ってたくさん子どもを産んでお国に捧げるとか。。そして空襲対策のために火災予防と称して市民の家を皆で平気で壊して「火災予防、ばんざーい!!」とか、国に戦争の洗脳をされたような異様な光景でした。。特攻隊とかもそうなんですが、嫌でも怖くても国に従う、家屋や命まで捧げる、という社会通念には2度となってはいけない、と痛感しました。当時は正しいとされたのでしょうけど、その洗脳が怖かったです。
三浦春馬さんは兄役の柳楽優弥さんと海で楽しく泳ぐシーンが逆に切なかったです。
柳楽優弥さんは先日公開されていたHOKUSAIでは絵で世界を変えようとし、今回は物理学で世界を変えようとする役だったことが、感慨深かったです。
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