「E=mc2」映画 太陽の子 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
E=mc2
TV版未鑑賞。
1944~1955年、日本の原子核爆弾開発に携わった青年と家族達の話。
国の要請を受けて原爆を開発する為、ウラン濃縮に悪戦苦闘する京都大学の学者の中の一人と、戦地より一時帰国した彼の弟、自宅を取り壊されて強制疎開で彼の家にやって来た幼馴染みの機微をみせていく。
原爆開発の話がメインになっており、頭では恐ろしいことをやっているという認識もある中で、エネルギー開発ということを盾に邁進していくけれど、葛藤みたいなものはさほど描かれておらず中途半端に感じたし、弟と幼馴染みに関してはモブ程度の様な…。
戦時下、しかも末期の生活事情にも全然リアリティがなくて、つまらなくはないけれど全体的に色々と物足りなかった。
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