「彼女はいる --- つきまとう《R》の影。新妻が亡き妻の幻影に悩ま...」レベッカ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女はいる --- つきまとう《R》の影。新妻が亡き妻の幻影に悩ま...
彼女はいる --- つきまとう《R》の影。新妻が亡き妻の幻影に悩まされ精神的に追い詰められていくヒッチコック渡米第一作となった名作(ロマンチック)心理スリラーをベン・ウィートリー監督 × 頑張っているリリー・ジェームズ × アーミー・ハマー共演で映画化。他にも流石のベテランなクリスティン・スコット・トーマス、サム・ライリーと魅力的な英国キャストが顔を揃えている。あまりにシックで渋いポスタービジュアルから期待していた本作は蓋を開けてみると、思っていたほどには魅惑的ではなかったかもしれない。何となくもっともらしい雰囲気で見守ってはいられるものも、やはりオリジナルの核の部分には到達できていないだろう。そもそも、例えば今までの同監督作品みたいな本気で楽しんで製作したみたいな熱量があまり感じられなかった気がした(←これはもはや完璧なる主観でしかない)。が、それでも不思議と退屈はしなかったし、なあなあでも見ていられたのも確か。タイトルやスタッフクレジットの出方は渋かった。
「マキシムの妻なんかじゃない」
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