劇場公開日 2021年1月30日

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「白い3ピースと赤い1ピース」写真の女 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5白い3ピースと赤い1ピース

2021年1月30日
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悲しい

単純

幸せ

画像加工、お直しを得意とする町の写真屋の中年男と、毎日1枚自分の写真をSNSに投稿する今日子の存在意義と情の話。

とりあえず、お見合い写真を撮りに来た女の要求で、ごっつええ感じの兄貴もびっくりなもっともっとのお直し術。って古いですね。こんな話誰もわからなくて良いのです。

昆虫大好き写真屋の男が休日撮影に行った山の中で、木登り自撮り写真に失敗し鎖骨の辺りを怪我した女と出合い、仕方なしに連れ帰って巻き起こっていくストーリー。
写真屋の男が彼女の写真に関わるところに、あらすじに記されている様な熱量は感じられないけどね。

見せたい自分と求められる自分と本当の自分のギャップに迷い、みつけた道でもまた迷子になって、という自身を見つめる物語からの、ブンブンフリ回しまくっていた男と女とカマキリね。

無口な設定ならいざ知らず、頑なに喋らせないとか、そこまでやるとわざとらしくて安っぽいし、どうせ最後はとか思っちゃうし、愛情じゃなくて肉欲で良かったんじゃないのかなと感じた。

Bacchus