映画 人間椅子 バンド生活三十年のレビュー・感想・評価
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“深化”し続ける人間椅子のパワフルなサウンドを映画館で堪能。貴重なバックステージ&海外遠征映像も
コロナ禍でライブの開催が難しいなか、映画館で人間椅子のパワフルなライブを堪能できました。フルで演奏を聴けるのは、「宇宙からの色」「品川心中」「芋虫」「命売ります」「無情のスキャット」「芳一受難」「地獄小僧」「針の山」の8曲。初めて人間椅子に触れる人にも、30年間ぶれずに“深化”してきたハードロックの格好よさとメンバーの人柄が伝わってくるのではないかと思います。「芋虫」の長いギターソロ&テルミンが最高で、ずっと聴いていたくなりました。 人間椅子はこれまでライブDVD・ブルーレイを複数リリースしていますが、本作ではライブ前の設営の様子やリハーサル、開演直前&直後の楽屋風景などの貴重なバックステージも収録され、エンドロール後には人間椅子初のヨーロッパツアーの様子を少し見ることができます。海外遠征だけをまとめたドキュメンタリー映像も、ぜひ見てみたいです。
主にライブ映像ではあるけれど
2019年に行われたライブ映像がメインのライブビデオといった内容でした。終盤にドイツとロンドンでのライブの様子が流れて、海外でもこんなに盛り上がって評価されていることが嬉しい。バンドヒストリー的な内容を想像していたけれど、こちらは所々に書籍からの抜粋が映され、人間椅子というバンドの成り立ちとこれまでが薄っすら想像される程度でした。初期からまたは後追いの熱心なファン以外には人間椅子の重みが伝わり切らないかもしれないけど、人間椅子の世界観はライブ映像だけでも十分に伝わると思う。
ひたすらカッコよかったぁぁ
別のバンドのファンサイトで「感動した!」って書き込みがあったので観てみました。 MVを見た程度の認知度でライブビデオは初見でした。 Youtubeで観た曲はおどろおどろしい感じでしたが、ライブは一転して超エネルギッシュなんですね。音も凶悪さが増した感じで全然違うし、ギター、ベース、ドラムの手元もよく映って、素人目にも凄いテクニックなんだなぁ、と感心しきり。。。 ドキュメンタリー仕立てで本当にカッコいいオジサン3人でした。
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