「権力に魅せられて」不夜城の男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
権力に魅せられて
夜の町で財とツテを築きあげ、始めて自分で店を開いた男が、社会の裏の陰謀に巻き込まれて行く話。
1階はクラブ、2階はBARを構える大型テンポを鳴り物入りで、開いた主人公。
ある日、昔絡んだことのある店で、むちゃくちゃな振る舞いをする有名ラッパーを諭すことになり、そこでラッパーが薬物をやっていることに気付いいて、警察の知人に投げたことが陰謀へと繫がっていくストーリー。
警察に、マフィアに、検察に、更には大統領秘書室まで巻き込んで、手を組み、脅し、裏切って、ハメてハメられての大騒ぎ。
今の時代SNSを使えば簡単にハメられるだろうにと思うところもあるけれど、それを匂わした効果があったのは1箇所だけ。
まあ、それを有りにしたら簡単に話が終わってしまうから仕方ないか。
マフィアにしても、大物という割に何でそんなに情けない?と思っていたけど、本領発揮するとやっぱり怖い(゚Д゚)
ド派手なアクションがある訳ではないけれど、ちょっとチャラ男な主人公を中心に繰り広げられる、スリリングな攻防がとても面白かった。
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