「賭ケグルおうぜぇぇぇ!!」映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット くらげさんの映画レビュー(感想・評価)
賭ケグルおうぜぇぇぇ!!
実写化と言われると、原作ファンとしては複雑な気持ちになりがちなものである。
だが、この作品は原作ファン、キャストファン、そしてもちろん実写賭ケグルイファンをも虜にする、かなり完成度が高い作品であった。
主演 浜辺美波の大人の余裕も垣間見える”蛇喰夢子”の存在感もさることながら、全キャストが原作のキャラの個性を存分に発揮し、作品の奥行きを深くしている。
今回度肝を抜かれたのは、生徒会長 桃喰綺羅莉を演じた池田エライザ。賭場におりたのも驚きだったが、その賭場での圧倒的な賭ケグルイ感。こんな会長が観たかった!!!という願望を究極に満たしてくれた。
ひとつ残念だったのは、最凶と肩書きのついた視鬼神真玄が、実に人間としてつまらない奴だったことである。次回作ではもっと真の賭ケグルイがでてきてくれないと、夢子も会長も私たちも飽き飽きしてしまう。
とはいえこれから実写賭ケグルイが楽しみである。
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