ベイビー・ブローカーのレビュー・感想・評価
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歪な家族だけど、すごく心地よかった。
人生初、韓国映画です。面白かったです。
上手いことまとめられないので、ブツ切りになります。
序盤、正直、展開がいまいち分かりませんでした。ベイビーボックスを個人的に設置している人らのところに、女性が赤ちゃんを置き(捨て)に来た。赤ちゃんを保護する彼らは実はベイビーブローカーでした。
で合ってるんですかね?
これまで40人の赤ちゃんを売っているから、警察も目を付けて、近くで張っていたって感じですかね?
物語中盤の、
海進(ヘジンだっけ?)サッカー少年を加えて5人になった時の、なんとも言えない心地良さがすごく落ち着きました。血縁者は赤ちゃんとその母だけですが、友達とも言えない、だからと言って他人でもない。お互い頼ったり、責任を転嫁する関係って感じでした。
2人組みの女性刑事が映る度、むしゃむしゃ食べていたので、なんか意味するのかな?と思ったのですが、よく分かりませんでした。
ドライブ・マイ・カーを見た時も思ったのですが、そこまで衝撃の展開や事実、サスペンスが無くても面白いのは、なぜなのかこれから考えていきたいなと思える作品でした。
普段は温かい映画を好まないのですが。
お涙ちょうだい、都合の良いハッピーエンドの映画は苦手です。
暗くて理不尽で、でも少しだけ救いがあるみたいな話の方がリアルに感じられるので。
この映画を観て、都合が良すぎるといった感想を持つ人も多いと思います。
でも個人的には、そういう感じはしませんでした。
訳ありな人生を歩んできた人たちの集まりって、本当にこんな感じだと思います。
ソンガンホさんの演技に注目があつまりますが、私はIUさんの目を何度も思い出してしまいます。
目の中に、鎧を纏うように、いつも怒りや敵意を浮かべているのがリアルでした。
そしてその眼差しが、時々弱々しくなり、不安を浮かべるシーンがすごく悲しかった。
新幹線がトンネルを通るシーン、観覧車のシーン、そしてあの夜の会話で赤ちゃんに言葉を贈るシーン。
暗闇で目が覆われているときだけ、彼女はその鎧を外しているんだと思いました。
この映画の登場人物たちへの感情移入が難しい人は、幸せだってことなんだと思います。
見たことがあるような…⭐︎
運命共同体という家族のカタチ
リアリティとフィクションの具合がどうも馴染めず
うーん、思ってたのと違ってた、と後ろのカップルが言っていたけど、自分は合作の弱点が出たのかな、と思った。前のフランスとの合作は観てないけど。
逆に『万引き家族』は、日本側の撮影・美術の力、そして俳優独自の力も相当あったんだな、と気付かされる。特に俳優で言うと、日本チームはたぶんセルフの演出が効く俳優が多かったんじゃないか、と。
プロット的にはとても魅力的な内容で、しかも赤ちゃんの売り買いは日本ではリアリティ的にどうかというエグいネタを韓国で、というのはうまい。さすが社会派。ただ、これはもうコメディにしちゃったほうが面白かったのではと思うくらい割と前半から間延びしている。リアリティに寄るのかフィクションに寄るのかがどうも中途半端。なんか向こうの俳優も是枝的なものに対応しようとしているのか良さが一向に出てこない。特にペドゥナはもったいないな、、と。
逆にこの台本で韓国の監督が撮ったほうがよかったのでは、とか、また日本で近未来もの(PLAN75みたい)として撮ったほうがよかったのではとか、なんかバランスの悪さを感じた。思えば他のどの監督よりドキュメンタリー的な立ち位置を持っていた監督で、ドキュメンタリーチック(つまりフィクション)なあやふやなラインは簡単に外国で移し替えはいかないもんだな、と思った。
個人的に最初の洗車のシーンで、これはきっといいシーンになるはずがなれなかったな、と。あそこが予定調和ではいけない。
あとやっぱり、ユリイカやドライブマイカーとか観てると、日本のカメラマンのほうがクルマを撮るのはうまいな、と思った。
どう説明すれば、、、
期待が大きすぎた
正直期待が大きすぎた。
率直な感想を言うと、もう一回見ないと監督が何を伝えたかったのか、把握できないと言う感想です(わたしの理解力の問題かもしれません、すみません)。
正直、状況として、何(誰)悪くて何(誰)が悪くないのか、そこが掴みきれていないのだと感じています(途中で眠くなってしまったのも含め)。
敬愛する是枝監督ですが、その作品は自分にとってハマるものとハマらないものがあります。
万引き家族は理解できたとは言えずとも、なんかすごいと思えましたが、一方で空気人形、花よりもなほ、奇跡、海街ダイアリー辺りははまりませんでした。
特に海街は原作が好きなだけになんかなあ、と言う感じ。キャスティングはすごかったのに。
さて、別の視点からですが、韓国で撮った作品、韓国のメジャーな俳優たちの作品なので、韓国映画な感じがかなり強く出るかなと思っていたのですが、まごうことなき邦画でした。韓国映画的な見せ場、エンタメ性、毒っ気はほぼなく、結果日本の映画と韓国の映画の違いがよく分かります。
どちらがいいとは言えませんが、パラサイトのような風刺の効いた映画でさえ、エンタメ性やテンポ感がある韓国映画の底力を明確に認識することになったのは予定外のことでした。
観覧車のシーンが良かったです
結末のみ評価する‼️❓とりあえず、世の中全ての人を許してあげる‼️❓
優しそうに聞こえても、これは犯罪者のセリフです
ACJAPANの動物愛護CMのキャッチコピーです。
韓国では2009年に赤ちゃんポストがソウル市に設置され、初年度は0人。翌年は4人。2019年までに1800人を超える赤ん坊が預けられている。
2012年に施行された改正養子縁組特例法により、実親の出生届の提出が義務化。
家庭裁判所が許可した家庭にのみ法的な金銭的支援が受けられる仕組みとなった。
韓国では2021年まで堕胎罪があったため、未婚の母は経済的に子どもを育てる環境がない。
政府も暗黙の了解で非合法の養子縁組を見逃してきた背景がある。
2021年まで堕胎は罪に問われていた。2021年に国際家族計画連盟が女性の権利を歓迎し、女性と医師のみ罪に問われてきた堕胎罪が無効化された。
映画を鑑賞後に、韓国の制度について調べたら驚きの連続で言葉を失った。
作中、まるでペットのように扱われる赤ん坊。
平然と普通の家庭の夫婦が赤ん坊の売買に名乗りを挙げ、しかもSNSなどを介して簡単に手渡してしまう。
フィクションの世界の話でしょ。と思っていたら、本当に行われている政府黙認の行為だったことに驚いた。
赤ちゃんポストを設置してから13年経った韓国。
赤ちゃんポストがあるから救われた命もある。
赤ちゃんポストがあるから手放された関係もある。
現状を調べるきっかけになった。
ストーリーとしては赤ん坊の売買を通して、それに関する人間模様が描かれる。
曇りなき眼で、赤ん坊の売買を正当化するサンヒョン。
自分も養護施設育ちで母親からの連絡を待ち続けているドンス。
養護施設育ちでは、将来的な職業の種類にも制限が掛かることを身をもって体感しているドンスだからこそ、ブローカーの片棒を担いでいる。
ソヨンが2人をブローカーだと知り、我が子の里親探しに利用する訳だが、最初から啖呵は切るし文句は言うし横柄な態度をとっている。
それに対して、もう取引もやめだ。1人でもう一度赤ん坊を赤ちゃんポストにでも入れろよ。と言わない2人。
警察も赤ん坊の売買ではなくて、母親が再び赤ん坊を赤ちゃんポストに入れると言う選択肢を与えなかったな。
あと、尾行する車の距離感が近すぎて笑った。
距離感がバグってるよ。
映画が始まって数分間は母親と赤ん坊だけの閉じた世界で起きた話だったのに、映画の終盤になると他人を巻き込んだ開けた世界になっていくから結末はどうであれ、救われた気分になる。
映画の終盤に感動泣け泣けポイントがあるが、私はその言葉で感動することはできなかった。
あれは末期の言葉だと思っている。
自分ができることを精一杯やった最後に、相手に贈ることが相応しい言葉だと思っている。
なので、まだ生きていて欲しいし、関係を諦めてほしくないと思ってしまって泣けなかった。
他人と繋がりを持つことでしか、人間は生きられない。
自分が属するコミュニティのルールに従って生きるしかない。
問題意識を持たなければ、生き易い環境は整備されていかない。
映画を通して、観る側に疑問を投げかける社会派の映画だったと思う。
是非、映画館でご覧ください。
細かくきっちり観察しないとこの作品の良さは理解できないのかもしれない。
好奇心
是枝裕和監督の初の韓国映画。主演は国民的俳優・ソン・ガンホ。カンヌ国際映画祭出品作品であり、上映終了後はスタンディングオベーションを長い間受けたという本作。
是枝監督の作品は、「万引き家族」「三度目の殺人」企画作品としては「泣く子はいねぇが」の3作品のみ鑑賞済み。当たり外れはあるけれども、どの作品も登場人物の心の強い揺さぶりがグッとくる。力強くもどこか悲しげな物語、そして社会風刺がお見事な監督ですので、本作もなかなか期待していました。しかも、ソン・ガンホですから。
そんな期待を裏切らない是枝監督、流石です。万引き家族よりも好きでした。
完全に韓国映画の雰囲気だし、完全に是枝監督の作品。両者の良いところが上手く噛み合っている。なんなら是枝監督は日本よりも韓国の方が合っているんじゃないかと思うほど、良さ全開の素晴らしい作品でした。ソン・ガンホということもあり、パラサイトのようなミステリーをイメージしていましたが、全然そういう作品ではなく、ホント「万引き家族」に近しい作品でした。ひとつの出会いで繋がる偽りの家族。家族とは何か、生きるとは何か。いや〜、染みたな...。
これもまた〈やはり〉なのですが、ソン・ガンホの演技力がもう凄まじい。この人が凄まじすぎるせいか、警察の2人の演技が超絶下手くそに見えてしまった。話し方でグイグイと引き込まれるし、焦りや苦しみがスクリーンを飛び越えて直に感じる。暖かく、どこか冷たい、そんな主人公を想像以上に熱演していました。自然とかそんなレベルじゃない。えげつない。俳優になってくれてありがとうと言いたくなるほど、とつてもない。この心に余裕がない様子が心えぐられるんですわ...。
人物関係にはずっと明かされないままでかなりの違和感を覚えつつ、前半のなんの動きもない物静かな雰囲気に苦痛を感じてしまいましたが、偽りの夫婦に出会ってから話が急激に面白くなっていき、そこからというもの一切の眠気を感じさせずラストまで駆け抜けていきました。万引き家族もそうだったんだけど、この監督はシリアスとコメディを掛け合わせるのが非常に上手いし、ラストに至るまで畳み掛けるようにテンポを早めて緊張感を持たせるため、すごく見応えのあるものになっている。緩急がすごいんです。劇場が笑いに包まれるほど笑えるシーンはあるし、押しつぶされそうになるほどキツいシーンもある。
関係の描きは疎かでありながらも、各々のキャラクター性は強く描かれており、どの人物にも感情移入が出来て好きになれる。血の繋がりが全てではない。人生は計画よりも無計画。人間ドラマとしてかなりの傑作だと思うし、今までの人間ドラマ映画が伝えたかったことがひとつにまとまった作品であると思う。と同時に、子育てがしずらく、あまりにも一人で請ける負担が大きい今の世の中に改めて問題を提議する社会風刺作品でもある。
脳裏に色濃く刻まれる作品。
少しベタ褒めし過ぎたかもしれませんが、カンヌ国際映画祭に出品されたのも大いに理解出来るものでありました。文句なしの大傑作!とまでは言えませんが、面白さも奥深さも保証されたよく出来た映画であることは間違いないです。見る映画を迷ったら是非。
ガンホ ガンホ ガンホ、 ガンホ!
オレ、韓国映画全然大丈夫かも
と思った。
ら、
最後に是枝監督作?
そのくらい、迂闊でした。
ストーリーもノーチェック。
ガンホお目当て。
ガンホいいなぁ。
フランキーと交換したい。
教会の赤ちゃんポストのシーン。なんでサンヒョンとドンスは中に入れるのよ?と最初は混乱しました。
偽物不妊症夫婦。
排卵誘発剤を乏精子症のはずの夫が飲んだら副作用がひどくてと言うくだり。可笑しくて、可笑しくて。でも、もしかしたら、効くかもよ。男性ホルモンがドバっと出て、精子が一時的に大量生産されて、溢れるぐらい溜まっちゃうかも。鮭の産卵みたいに。
捨て子の話しにしてはコメディタッチで、あったかかった。ガンホを筆頭にキャストがよかった。韓国映画にもこんな都合のいいファンタジーなストーリーあるんだと思ったら、是枝監督作品だった。
万引き家族より好きだなぁ。
もちろん、半地下の家族より。
ガンホ兄貴に捧ぐ
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