「牧師ブローカーは根が良いところがあり、もう1人のブローカーの歪みも...」ベイビー・ブローカー くーさんの映画レビュー(感想・評価)
牧師ブローカーは根が良いところがあり、もう1人のブローカーの歪みも...
牧師ブローカーは根が良いところがあり、もう1人のブローカーの歪みも理由あってのものとわかってからは、ブローカー2名&母子&乱入子の擬似家族の無事を祈る程度に観入っていたが、なんか消化不良というか、もう一度観たいと思うような、そこまで魅かれるものはなかったかな…
警察が仕掛けた偽夫婦にカマかけて転売屋だと疑って拒否したり、赤ちゃんを良い親に渡そうとするところは良かったけど、自らも実の娘と別れて暮らす痛みが本物なら、そもそもなんでブローカーなんてしてんの?お金のため?それにしてはって感じだし、
人は誰でも、悪人100%善人100%だけの人なんていないと思ってるけど、
自分の子は愛おしいと思う/自分が母に捨てられた痛みを持つ2人が、赤ちゃんポストに入れられる子をかすめ取って、少しでも高く売ろうとするブローカーをやってる背景は描いて欲しかったかな…
真実のときもそう思ったけど、何を描きたかった映画なんだろう…
歩いても歩いても
海街Diary
そして父になる
あたりの作品は好きなのだが、
万引き家族以降、狙いすぎている気もしてしまう。
空気人形にも出ていた女優さん、髪型も服装もイケてないのに女性としての存在感がすごくてさすがだなと思った。
最後、牧師ブローカーの行方を明確にしないのはなぜ?
あの車を出すということは生きてるってこと?でも誰も彼とはつながってなさそうだったのに、あそこに居るはずがないし。中途半端なモヤモヤが残ってしまいました。
皆さんのレビュー読んでどんな感じ方があるのか観てみたいと思います。
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