「브로커になってしまった賞評価」ベイビー・ブローカー critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
브로커になってしまった賞評価
正直に言えば、『万引き家族』の二番煎じであって、樹木希林の代わりに송 강호を据えたっていうところだ。映画としては、前作を踏襲し、ややいじった感じの二流。
まさに、作品そのものが題名通り브로커だからこそか?自分の思いで、作品を「買取」たいと思っている連中にとっては「いい作品」なのだろうが。
そんな思いが、陳腐な映画評にも現れている。
社会的弱者が支え合う単位としての疑似家族・・とか
深淵な響きを放つ秀作・・とか
「人間の根源的な物語」として昇華させた作品・・・とか
地に足のついた深い人間模様があった・・とか
アホなコメントが、トップに来てるのはなぜだろうか?
ラーメンを食って、高級フレンチでも食べたかのような気になっている連中はめでたいと言うしかない。
「生まれてきてくれてありがとう‥‥」って、これってantinatalismが一気に吹き飛んでしまう幼稚な台詞。
・・・違う。そう言わなければならない状況を、少しばかり事件を絡ませて「説明」してはいたものの、ストーリーの「回収」があまりにも安易だった。
송 강호の演技も、今までも彼の演技を知っているならば、特筆すべきものではない。
강 동원。반도もそうだけど、逃げてばかり?
배 두나。もったいない!どんな役をさせてるん?もっと、濃い役させて!彼女に、この役必要だったのだろうか?
巷では송 강호ばかりを取り上げる無知マスコミばかりだけど、강 동원や배 두나のことも取り上げなくちゃ!そして、この3人が、全員、本当の意味で「役不足」であったことを指摘しなきゃ。
-なぜ、しない!その程度なのだろうか?この業界は?
-あ、河瀬直美の作品が「爆死」しているにもかかわらず、なんとか話題にしようとしている体質から?
さらに言えば、こんな安易な幕尻をといえば、
最後の数分は何だった?
夏休みの宿題を終わらせるベイビーのように、予定調和的に安堵させる展開に持っていきたかった?
家族が「擬似」であり「似非」であったのであれば、
どうか、最後は十分に散逸させて欲しかった。にもかかわらず、最期まで「家族」に固執する映像、ストーリー。
是えだも是までか?
と言うより、
いつも思うのだが、
このサイトに提灯意見、書くのはやめようよ!