「まさに韓国版万引き家族ですね」ベイビー・ブローカー だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに韓国版万引き家族ですね
テーマは家族愛と犯罪なので、まさに万引き家族ですね。ストーリーは全く違いますが、テーマは同じです。
是枝監督が韓国俳優と制作陣で作った映画ですね。
是枝監督も好きですが、韓国映画も韓国ドラマも好きなので、どうなるのか楽しみでした。
あのドラマのあの人など沢山出てきます。
韓国映画もドラマもとても派手な味付けです。「ここで泣いて」「ここで感動する」と、とてもわかりやすいです。日本では考えられない演出をしますが、それはそれで楽しいです。
この映画は韓国映画をイメージして観ると、とても薄味なことになります。韓国映画やハリウッド映画と比べて、だから日本の映画はダメなんだと言われそうですね。
薄味の出汁の日本映画です。
私は前半は眠気と戦うことに。
その分、後半は感動しましたが。
とにかく暗いシーンが多い。暗いとは物理的に明かりが無いという意味です。車の中のシーン、画面が真っ黒になって、誰が喋っているか分からないシーンが多かった。スクリーンなら分かるけど、スマホやテレビ画面では分からないかも。
韓国映画だったら間違いなく、下から照明当てますね。韓国映画視点なら分かりにくいのは悪だからです。日本映画では照明はありえないと思います。リアリティが無くなり、それってなんの光?スマホでも開いてるの?と気になってしまいます。
この暗いシーンと、昼間のビーチのシーンなどにギャップが必要なのだろうと思いました。
映画は監督のもの。
ひとつひとつがとても薄味したが、なんとも奥が深い。
やっぱり監督が日本人なら日本映画になるのだとと納得です。
韓国社会も反映されているのだと思います。
男の子は100万円で、女の子は80万円とか、そもそも買ってきた子供を実の子供や養子縁組できるのには驚きです。日本なら不可能ですよね。
犬や猫じゃないだから、その人が育てられるの?とか、子供拾ってきて売春させるとかあり?「日本のトー横逮捕」が可愛らしいわ。とか、余計なこと考えてしまいました。
韓国なら有り得るのか?日本が舞台ならコメディになっちゃうね。
こういう点は、「韓国なら有り得るのか、、」で片付けられる。
リアリティのある演出だけど、日本人にはそんなことある?とリアリティが無いというジレンマがあります。
ただ、是枝監督ファンは納得の後半だと思いますが、普通に見ると味のしない前半とも言えますね。ファンしか観ない映画なら良いですが、万人受けという意味では、もう少し前半にも味が欲しいところです。
是枝監督が監督と思えば納得ですが、もし違う監督なら評価が変わってしまうかも。
最後は、そうなるのか、、、と切なかった。
暗かったですね、、
映画館だとかろうじてみえ、、、る?みえない?という感じでしたね。
スマホやテレビではまったく見えないでしょうね。
たぶん、意味があるのだと思いますが。
コメントありがとうございます。
そうですよね。この映画は特にあの暗い画面から始まりますので、「なんだかよく分からない」を5分は耐えないと、「これ面白いのかな?」を30分は、、
ありがとうございました。😊私も「映画館=お金払った以上、💴、最後まで(オシッコ除いて)出るわけにはいかない。」強制力 ないとこの作品無理でした。でも最後には心に刺さる。配信では絶対にムリですし、DVDだったら買っただけで満足して、プレイヤーに挿入するのがめんどくさい、映画館はある意味、自分を拘束する不自由さが利点でありますね。「観るか、寝るか」しかないですから。長文すみません失礼します🙇♂️。
おっしゃるとおりですねぇ。あまり「面白い」映画ではない。そのかわり「心に刺さる」作品で、「説教臭さ一歩手前の寸止め」がいい塩梅だと思います。照明のご指摘は鋭いですね。勉強になりましたありがとうございます😭😭イイねありがとうございました。
コメントありがとうございます。
オープニングで、まだ俳優さんの顔もわからない状態なので、誰が誰?と困惑しました。
ビーチの太陽の下や晴れの日の遊園地が対比ですね。
心の中というか、家族愛の無さに気がついてもいない状態が暗闇で、疑似家族愛に溢れているのが、明るいシーンなのかなと、、、
しかし、映画館であれだけ分からないなら、テレビ画面では本当に分からなそうですね。💦