「キレイごと過ぎる着地かな」ベイビー・ブローカー 猫たんさんの映画レビュー(感想・評価)
キレイごと過ぎる着地かな
ソン・ガンホとカン・ドンウォンだもの~
そりゃあ期待しますもん☆彡思いっきりね。
韓国作品と言えばそこまでやるってか~!!とかエグ過ぎる~!!
そこがイイんだけれど。
でも是枝監督作品なので淡々としていてほのぼのしていて。
本作はかなりファンタジーっぽくもあるし。
ソン・ガンホは期待通りだったし
うるっと来た場面もあったけれど・・・
カンちゃんは相変わらずカッコイイし(*^^*)
なのになのに
なんだろう
この物足りなさ。
キレイごと過ぎないだろうか?
赤ちゃんポスト・・・・・
こんなに浄化されるお話しになって良いのだろうか?
もっともっと葛藤や苦悩がありはしないだろうか?
ヒロインが安藤サクラさんだったらどう演じただろう?
こう考えた時点でマイナスになってしまう。
悪くはないんだけれど
全体的に何かがちょっとづつ足りなくて
モヤッとした気持ちの猫でした~
猫たん様
こんにちは!お邪魔します。
>この物足りなさ。
キレイごと過ぎないだろうか?
赤ちゃんポスト・・・・・
こんなに浄化されるお話しになって良いのだろうか?
そうでしたか…。確かに現実はもっともっと凄惨なものかもしれませんね(汗;)。かつて観た中でもっとも恐ろしいと思った映画の1つが、韓国映画「トガニ 幼き瞳の告発」(11)でした。あんな風に事実をリアルに描くと、全く違った作品になったように思えます。
>でも是枝監督作品なので淡々としていてほのぼのしていて。
本作はかなりファンタジーっぽくもあるし。
そうですね!今作のファンタジーな部分が個人的にはツボだったのかもしれません。是枝監督は、「『生まれてきてよかったんだよ』とまっすぐ伝えてあげられる作品にしたかった」と言っているので、まさに「浄化されるお話」になったのかもしれませんね。
赤ヒゲでした。
韓国の俳優さん、皆さん上手いですよね。でも監督が日本の人だと映画の雰囲気がいきなり「邦画」になることにかなりびっくりした、というのが正直な感想です。薄味というかぼんやりほんわかするというか。猫たんさんのレビューに共演しました。