「鉅神の森」ウルフウォーカー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鉅神の森
1650年イングランド占領下のアイルランドはキルケニーで、森に住む人間と狼のミックス、ウルフ・ウォーカー&狼達と、森を開拓しようとする人間との話。
城壁に囲まれた街にクラスハンターと、その娘ロビン。
狼狩りな出かける父親の後を追い、森に入ったロビンが、ウルフ・ウォーカーの少女メーヴと出合い巻き起こって行く。
これはアイルランド版ジブリですか?という感じに一昔前のジブリを彷彿とさせる人のエゴと動物か対峙するストーリーに、欧州らしい魔女狩り的要素がちらほらと。
ケルト3部作は知らなかったけど、檻の中と森の中、上げられ下げられ追い詰められてを繰り返す、悲劇と友情と開放の物語がとても面白かった。
吹き替え版があるのかは知らないけれど、もっと大々的に公開されればよいのに…。
コメントする