「結局どこの国も似たり寄ったりなのかも」ブータン 山の教室 Rayさんの映画レビュー(感想・評価)
結局どこの国も似たり寄ったりなのかも
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これも外国を知る機会として観たかった映画
女の子が可愛い(ミツバチのアナトレントと同レベルかも)
以下ネタバレです
あらすじとしてはやや粗目
映画だからこうなるかなーという事が一切なく現実だったらこんな感じだろうなという展開
思った以上に貧しい過疎地
窓ガラスが無く代わりに紙を張り付けるしかない状況
標高4800メートルの高地なのに平地から赴任してきた主人公は高山病の描写がなかったのが不思議だった
村の女性と淡い恋愛手前の状態になったが勿論盛り上がりなども無い
ラスト近くの村総出のお別れシーンもものすごく淡泊
特に準主役であろう女の子のズームも大した無く、大勢の村人の一人で埋もれた集合シーンだったのは残念
これは土地柄なのかもしれないが、出身者でもない限りこの土地に残ろうと思う者がいないのは地元の人達が痛いほど一番わかっているから、こういう淡泊なシーン創りになったのかもしれない
その証拠にと言ったらいいのか、涙を流す者がいない
また帰路の道程がフェードアウトで途中までしか描かれておらず、ここはもう少し丁寧に名残の心象を描写してほしかった
出来れば町に着いたワンシーンでも追加してくれれば、その後の夢を叶えたシーンに
流れるように観てる側もたどり着けた気がする
正直、この場面転換には「え、もうこのシーンなの?」と戸惑った
この 夢を叶える ことが幸せに直結するかということと、
このブータンという国が幸せの国と言われているそうだと村長が吐露したことと
ダブルミーニングになっているのかなと感じた
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