「皆さんの故郷のお菓子を作る洋菓子店」ノッティングヒルの洋菓子店 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
皆さんの故郷のお菓子を作る洋菓子店
ケーキ大好きなので題名に釣られて鑑賞、調理師学校の友人と長年の夢だった洋菓子店を開くことになったサラは事故で急死、原題はLove Sarah(サラを愛して)、その洋菓子店の名前でもあります。悲願達成と店を開くことにしたサラの友人イザベラとサラの娘のクラリッサ、サラの母親ミミの3世代の女性の奮闘ぶりが描かれます。
同じく調理学校の仲間でサラの元カレ、アレックスがサラの悲報を知って助っ人に参加、定番のお菓子を作ってみるが店は閑古鳥でしたがロンドンは色んな国の人々が集まる街なのでそれぞれの故郷のお菓子を作るというアイデアが当たって店は大繁盛。
お菓子とロマンスは女性の好みでしょう、お菓子だけじゃドラマにならないので考えたのでしょうが登場人物の設定も訳アリ過ぎ。
サラが主人公の筈が冒頭で急死、しかも自転車事故らしいがその瞬間は描かれない。
母親はサラの店の資金援助を何故か拒否したらしい、サラはシングルマザー、娘のクラリッサの父親はアレックスかと思ったが鑑定はNO、サラに遠慮していたのかアレックスが好きなのに冷たい素振りのイザベラでしたが娘の父親でないことが分かって受け入れOK、クラリッサはダンサー志望なので元の路へ、祖母のミミさんも近所の発明家の爺さんと良い仲と、人生に意欲的・・。日本の銘菓代表は抹茶クリームクレープでした、残念ながら食べてませんので語れません、同様におばさんやおばあさんのラブストーリーの方も興味がなく、ダラダラと鑑賞、まあ、おじさんは端から射程外なのでしょう。エンドロールに「ソーニャ・シュローダーに捧ぐ、愛を込めて」と出ましたがソーニャさんは製作中に亡くなったエリザ・シュローダー監督のお母さんだそうです。