「日本の故郷の味が 「抹茶ミルクレープケーキ」って初耳@@」ノッティングヒルの洋菓子店 Ririenさんの映画レビュー(感想・評価)
日本の故郷の味が 「抹茶ミルクレープケーキ」って初耳@@
クリックして本文を読む
事故死したサラという女性の母、娘、友人が
遺志を継いで開いた洋菓子店「LOVE SARAH」
の話
ロンドンには世界中から人が集まってくる事と
「80日間世界一周」という本をヒントに
店の売りを「あなたの故郷のお菓子を作ります」に
したのは実際には難しいだろうけど(食材など
特殊なものもあるだろうし)面白い発想だと
思った
しかし・・・日本の故郷の味が
「抹茶ミルクレープケーキ」って初耳@@
抹茶使っているから日本的?
うんうんそうだよねと思った日本人、何人いるのかな
それが、個人的な思い出のケーキという人にしか
売れないんじゃないかと
マシューとイザベラが最初、
上手く作れなかったからといって
「日本の、クソ抹茶クレープケーキ」と
毒づくのもいただけません
ミミが娘や孫に、お店出すからお金出してと頼まれて
結局孫クラリッサの頼みに応える動機は、サラが
思いを遂げられず亡くなった事への後悔から
だけなのだろうか
クラリッサが彼氏に振られて居場所がないからと
母サラが絶縁状態だったミミを頼るのも
店を開くからお金出してと頼るのも
なんだかミミを都合よく利用している
感じがしてしまう
ミミはお金持ち?っぽいけど
お金がなかったら、絶縁状態のままだったんだろうか
これに限らずミミとイザベラ、クラリッサ3人の
エピソードを詰め込んだせいか、
細部の掘り下げ方が甘く感じる
なんとなくオシャレなムードに流されて観てしまったが
いろいろ引っ掛かりが
後、ジュリア・ロバーツが出てきそうな邦題よりも
原題「Love Sarah」の方が、作品の内容に合って
いるのではと思った
コメントする