「田中さん、ありがとう!」ノッティングヒルの洋菓子店 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
田中さん、ありがとう!
パティシエの親友と二人でベーカリーを開店させようとした矢先、親友が事故死してしまい、その夢を継ぐべく、疎遠だった母親と娘、そして元カレの4人で協力する物語。
美味しそうなお菓子見たさに鑑賞(どんな理由だw)。
実際にデパ地下のスイーツコーナーをうろつくのが好きだったりしますんで。
親友のサラが死んでしまったことによる金銭的、事務的な問題にも追われ、そもそも肝心のパティシエ不在ということでベーカリー開店の夢は潰えてしまった…かに思われたが。
サラの娘と、サラとの確執を悔やんだままの母親、果てには元カレまで現れ、遂にベーカリーがスタート。様々なトラブルが起こりつつ、4人のサクセスストーリーが始まっていく。
4人とも、好きだったサラの為、そして彼女に伝えきれなかった本当の想い、それぞれ形は異なるが、真剣にベーカリーに取り組む姿は素敵だった。
また、ミミお婆ちゃんのアイデアが素晴らしい。フェリックスお爺さんの言葉も良いヒントになりましたね。
そしてこの映画でもまた我が国の名前が…!!
最近の映画でこういうの多い気がする。なんか誇らしいですよね♪
だが我々日本人は決して暇な訳ではないんですよ~(笑)
とにかく、旨そうなお菓子は期待通り、そしてそれ以上にストーリーも面白かった。
しかし何より、娘のクラリッサ役の女優さん、可愛すぎ。マジで。このベーカリー、うちの近くにあったら良かったのに。
サラについての直接的な描写が殆ど無く感情移入ができない為、ED含め最後の方の雰囲気はちょっと大袈裟というか、急にそんな感じ出してくるか?と思ったけど、全体を通し可愛らしく観やすい作品だったので、是非おススメしたい。
帰り際、ミルクレープはさすがになかったけど、申し訳程度にハーゲンダッツ抹茶味を買って帰ったのは、また別のお話。