「悲しきはパスカル(T^T)」ノッティングヒルの洋菓子店 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しきはパスカル(T^T)
イザベラが、親友のサラとベーカリーを開業しようとした矢先にシェフのサラが亡くなって、一度は諦めた時にサラの娘がやって来て、サラの母親を巻き込みながら店をオープンさせるという話。
シェフ不在の中、思いつきでワインバーを開こうと言い出すサラの娘クラリッサに翻弄されつつ、サラの母ミミと3人でオープンの準備をするイザベラ。そこにかつて製菓学校時代の知人でサラの彼氏だったパティシエのマシューが面接にやって来て展開していくストーリー。
ベーカリーのサクセスストーリーを軸にしつつ、4人の人生の変化をみせていく物語で、過去への後悔、将来への不安等を払拭していくのをみせるのがメインにもみえる。
そしてお菓子の見た目は綺麗だし、旨そうだし。私、酒も好きだけど、甘いものも好きなんですw
ベーカリー&4人+オマケ1人の話、と話を拡げ過ぎているせいか、一つ一つの話の掘り下げ少なく、薄くなった感は否めないけど、全体的には良く纏まっているし、優しく毒の無い人物や話をみせて行く物語が、温かく面白かった。
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