「今回のベビーシッターは、ちょっと違う!」ザ・ベビーシッター キラークイーン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
今回のベビーシッターは、ちょっと違う!
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これまた楽しいおバカムービーです。
ハチャメチャ感もグロさもパワーアップした感じ。おまけに大どんでん返しが待ってます。
【ネタバレ】
もうベビーシッターはいないのに、どんなふうにして続くんだろうと思ったら、主役の男の子の2年後の話だった。ただし、前作であれだけの死人が出た惨劇だったのに、全てが消えてしまったみたいで、彼は妄想に憑かれた異常者扱いされていた。
それでも、向かいの彼女だけは親切に接してくれて、親友から恋人に変わるのかなって匂いがプンプン。そんなところへ風変わりな転校生まで現れる。
全然、ホラーの雰囲気はしてこないな〜なんて思っていたら、みんなで遊びに出かけた湖で、突然、惨劇が始まる。
なんと、向かいの彼女が悪魔崇拝者で、主役の男の子の血を狙っていたのだった。おまけに前作で死を迎えた連中も復活し、皆が彼の無垢な血液を求めていく。まぁ、相変わらずのおバカっぷりで、ちょっと引いちゃうところもチラホラ。血飛沫ドバーッも前作以上でしたが、何より親友だと思っていた彼女が実はワルだったという衝撃はハンパない!
ただ、ベビーシッターがなかなか出てこないのでどうしたのか?って思ってたら、最後の最後で登場。おー、ラスボスいよいよかってところでアレアレ?
彼らのために、裏で手を引いて助けてくれていた。ここがなかなか泣けるところだった。
まぁ、思いっきり「ターミネーター2」をリスペクトしたような展開でしたね。最後は自らで死を選択するし。
この「ザ・ベビーシッター」2作、併せて見ると、全く印象が変わりますね。単なるおバカなスプラッターホラーだと思ってたのに、ちょっとした感動を味あわせてもらった気分です。
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