「三角帽の勇士達」女王トミュリス 史上最強の戦士 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
三角帽の勇士達
中央アジアの遊牧民マッサゲタイ族の女王、トミュリスが、愛する者を殺された復讐、果ては最強と謳われたペルシア軍をジャイアントキリングする物語。
2時間強の上映時間の中で、とにかく盛沢山の中身。
1週間限定上映なので、単に滅茶苦茶に闘いまくるB級映画かと思いきや、復讐劇や各部族の政治的やりとりなんかも丁寧に描かれている印象。
とはいえ勿論戦闘シーンは迫力満点。メインキャラたちの剣術は一見の価値あり。シンプルに凄くカッコ良いのです。
冒険をしていく中で少しずつ仲間ができていく流れはとても好みだし、ラストバトルでは大軍をくぐり抜けキュロス2世を打ち取らんと、1人2人の兵が迫ってくる高揚感はたまらなかった。
トミュリスも最高。戦闘服じゃないときの可愛さが◎
したたかに見えて、夫にバビロンの美女に惑わされるななんて言って心配しちゃう所は、なんかグッときた(笑)
欲を言えば、あの神官がもっとカッコよい活躍をしてほしかったな~ということ、そして是非でかい劇場でも放映されれば映えただろうなと思わせてくれた作品だった。
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