「ちょっとこの映画についてアニメーターと語り合いたい。」ギレルモ・デル・トロのピノッキオ masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとこの映画についてアニメーターと語り合いたい。
去年同タイトルのイタリア映画を観てたんで、迷ってたのですが「かなりアレンジしてるよ」と勧められてみに来ました。
やっぱデルトロただじゃ済まないね。ちょいミュージカル要素入れつつ戦争絡めて重めの設定です。
私は特にストップモーションの技術的な所でびっくりしちゃいました。一回役者で撮影してるんじゃないかな?と思う様な自然な動き。ピノキオの目は置き換えてるのわかるんだけど、人間の表情は置き換えにしてはスムーズすぎてCGかもと思った位。この辺はメイキングさがして日本の技術者と話し合いたいレベル。(後日メイキング観て人物の顔は中にアーマチャ入ってて表面がシリコン製なねがわかった。それで表情滑らかなのね)
デルトロの映画はいつもファシズムへの怒りと絶対的父性への反抗心が織り込まれていますが今回もガッツリです。アニメなんで得意の口裂けもありません。
妖精姉妹の声はティルダ様とガラドリエル様で泣く子も黙るこれ以上ない贅沢な布陣。
コオロギというより、、ツチハンミョウみたいだったなぁ。
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