「まいったね。」アンダードッグ 後編 キチさんの映画レビュー(感想・評価)
まいったね。
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1週間おいて、時間作ってやっと観賞。
前半、「勝地涼の1人勝ち」的なレビューを書いたけど、後半に残り2人の印象を深くするためのコントラストだとしたら完全にヤラレた😩
「百円の恋」の時にも感じた「どうしようもない主人公」が何かのきっかけで(このきっかけには「ボクシング」はどハマりする事多し)人生スイッチが入る感じ、とてもとても好みです。
特に森山未來、北村匠海の元からの「眼の表情の無さ」が(あくまで個人的感想です)演出に拍車をかけている。
その表情の無さが、試合が決まり目標を得た事で輝き出すシーンは、こちらまで感極まった。
これまた世界チャンピオンを獲ったり、メインイベントな試合でもなく、運命のイタズラ?で出会った2人が「とにかく奴と戦いたい」って思いだけ。
もう後半の試合のシーンは、リアルでのボクシングの激闘(かつての辰吉丈一郎vs薬師寺保栄戦や畑山隆則vs坂本博之戦)などの「勝敗付けたくない」って思わせるほど。(もちろんこちらは映画なので作られたお話ですが)
前後編でめちゃくちゃ長い映画だけど、凄く面白かった!
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