ザ・ファブル 殺さない殺し屋のレビュー・感想・評価
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少し世間とズレた主人公の普通生活第二章
前作から視点を敵対する側に変更することで、主人公の行動に伴う真理がより鮮明に分かります。
また前作同様コテコテの笑いと軽めの笑いを随所に挟みつつ物語は進みます。今回敵対する側にもそれぞれの事情を抱え生きてることを醸し出すことで、共感できる点を上手く作ってると思いました。主人公含めかなりの罪人たちだけど。
もう一つマンションでの大人数の攻防(襲撃を受ける)シーンは物語上なくて良かったと思いました。
事務所を訪れるシーンと少女のシーンだけで良いんじゃないかと。あれだけの手下が出て来ると何処に居たんだろうって疑問も湧くし。
意外によかった
漫画にハマって1見てガッカリだったのでほとんど期待せず見ましたが、1とは大違い。アクションは1もすごかったけど、もっともっとすごい!
漫画に結構忠実だったからわかりやすかった。実写ならではの良さがあった。ヨーコも1よりヨーコらしくてよかった。鈴木も原作どおりでよかった。ウツボもよかったけど堤さんが悪いやつになりきれてない、いい人が見えちゃってた。原作どおりならもっと厭らしいやつじゃないとね
残念だったのが平田さんの扱い。ヒロインかもしれないけど、賛美しすぎでくどかった。もっと淡々と扱ってくれたほうがかえっていいのに。走馬灯?の表情長いアップとか祈るところとか白けた。
あと1もそうだったけど多人数を相手にする長い長いアクションシーン。漫画のファブルはもっとずっと強くてあっという間に終わっちゃうんだよ、根本的に違うんだよね〜 でも足場を崩すところは見ごたえありました
まだまだシリーズで作れそうだね。楽しみにしてます
まだ一年たってないのか
前作で一年間人を殺さないという『課題』を出されたのだが、まだ一年たっていないのか?
デザイン事務所の変な野郎は、やっぱり変な野郎だった。
足場の中のアクションはなかなか大変だっただろう。
平手が結構な存在感のある役だった。
アクションが凄すぎた!!!
前作越えのアクションシーンが素晴らしかった!
特にマンションで戦うシーンなんか釘付けでした。
ドラマもしっかり、ファブルが過去との決着をつけれていて、普通の生活を送るのを描けていたと思います。
原作未読なのであくまで映画のレビューなのですが、
冒頭のシーンはちょっと血なまぐさかったかもしれません。
あれは、ファブルなりのブラックジョークなんですかね?
不覚にも僕は笑ってしまいました笑
結構ブラックジョークが多かった印象があります。
貝沼の死ぬシーンとかもブラックジョークでしたね。
周りで笑ってる人自分しかいませんでしたが笑
一緒に見た友達は、見てて辛いかったと言ってました。
点数が低い個人的な理由は構成力がなかったからです。
アクションシーン入れても2時間以内で収まる内容だったと思います。
演出もそうですが、いちいち長くてアクションシーン以外、見てて飽きることも多々ありました。
映画としてあの内容であの長さはちょっと長いなと思います。
内容も暗い内容でしたし、もう少しテンポよく行っても良かったのかなと思いました。
監督の力量不足が否めないかなと感じました。
俳優陣の演技はなかなか最高でした!
途中ちょっとわざとらしいなと思うシーンも多々ありましたが、それはそれでファブルらしくて良かったです!
おもろい!
単純明快な内容で気軽に楽しめた。とにかくアクションがスゴい。
●1作めより複雑なアクションをやっているのに、よりリアルな臨場感があった。
●前作で鼻についた妙なポップ演出や奇抜さが無くなってストレートな迫力が迫ってくる。
●首を吊られる男の必死さや車にうっかり轢かれて死ぬなどエグい描写がちゃんとしている。
●原作にあったヒロインが悪人に・・・という描写がちゃんと入っているのが良かった。
こういうのを外すと途端にヒロインが背負うものが無くなって、作品が安っぽくなる。
素直におもろい!
車椅子から立ち上がれなければ不幸なのか
いつになったらクララが立ったから卒業するのか
立ったそばから男性に庇護されてなんじゃそらですよ
挙げ句の果てには性的消費の権化に手を合わせるっておいおい
それっぽいBGM流したところで一体なにに感情移入しろと?
もういい加減か弱い可愛い子に売春レイプ車椅子くっつけて可哀想な女にするのやめませんか
悪役パズルやりがち
スタントマンを使わない岡田さんのアクションは、前回同様圧巻の一言!
本当に演じているんだと思うとハラハラ感が凄まじい。
ただ…
なぜ急に鈴木はヒナコに情を移したのか?
後半はその気持ちを主軸に行動しているため
観ていて置いてきぼりになった。。
そして宇津はなぜ自ら殺されたの?
あと…。映画だからしょうがない、しょうがないが。。
悪役がパズルして、大きなアクション前に最後の1ピースが埋まるのと
その間に余裕で殺せるだろ、という長台詞、煽りは
気持ちが冷めてしまうので勘弁して欲しい。
木村文乃さんのツッコミは空々しく感じて前回から少し残念なポイント。
でもこれはそもそも実写でやると大方そうなると思うし、木村さん好きなので目をつむれる。
岡田さんのアクションを観に行ってるのでトータル満足だが、前作のほうが爽快感があったかな。
次回作も作って欲しい気持ちもあり、4.5にした
自分は、原作22巻まで読書済み、前作はTvで見ました。
率直に言うと最高に楽しくて面白かったです!
原作には無いシーンがありアクションモリモリでよかったと思いました。
原作ではアクションはちょっとしかないんだけど映画では、アクションが沢山あり良かった
何せ堤さん平手さん安藤さん良かった!
特に堤さんは原作に近い役でした。
平手さんは闇を抱えたヒナコ役で原作では闇をかかえてる感が弱かった部分を強く闇を抱えたヒナコ役を演技きってくれました。
完璧にヒナコでした!
後原作での宇津帆とヒナコのちょいエロいシーンもありびっくりでした!
まさか平手さんが堤さんとあんなシーンするなんて…
何か女優魂を見せてもらった気がしました。
安藤さんの鈴木役も似合ってました。
安藤さん40歳の役だけど実際の年齢は46歳…
もっと若く見える…
後岡田さんのアクションは異次元だ…
あんな凄いアクション出来るの日本では岡田さん以外いないと思う…
後木村さんのアクションめっちゃ良かった!
あぁ言うアクション好き!
アクションの振り付け岡田さんがやったみたいなので、自分好みのアクションは当たり前かw
とりあえず見応えたっぷりのザ ファブル楽しませていただきました!
次回作もお願いします!
良いね佐藤のキャラ
前作DVDで見て面白かったので今回は映画館で観ました。
これ岡田さん、スタント全部自分でやったとか。
狭い壁から落ちるのとか、擦りむいたら痛そう!
足場が崩れる所なんか、崩れるスピードを測ったりして、これならいけるって感じだったのかな?
どうやって足場が崩れる所から抜け出したんだろうか?子供は、ファブルが走っている所に居ないのは当たり前だけど、走りきってマンションの手すりに掴まったのかな?実際に撮ってる所を見たくなりました。
佐藤のボケキャラ大好きです。
妹木村文乃さんのキャラも大好き。演技も上手い。
そして今回は平手友梨奈さん!
凄かったな、宇津帆が両親を殺した時の話をした時の彼女の形相!これからが楽しみになりました。
スピード感アップ☆
面白かったです。殺さない殺し屋というので、暴力的なシーンはないと思って油断してたら始まりからドンパチでビックリしました。
前作から出てた犬飼がそんなことに…(´Д`;)ヾとか、予想できてなかったところもあったり。ファブルの強さと優しさは健在でした。
映画館で見るべきアクションエンタメ、ストーリーも◎
原作の宇津帆編は未読、映画前作はアマプラにて鑑賞済み
6秒以内に仕留める凄腕殺し屋なのに殺しを禁止されるという変化球設定と柳楽優弥の芝居くらいしか前作は印象に残らなかったため今作はスルーか否か迷ったが、新キャラクター3名を演じる役者陣に興味があったことと評判が良さそうだったため鑑賞
結果、個人的には大当たりで前作よりはるかに面白く断然こちらの方が好み
アクションの迫力とスリル、役者陣の芝居と絵ヂカラは大きなスクリーンで観る価値あり
圧倒的で刺激的なアクションパート、心を動かされ没入できる人間ドラマパート、全身の力を抜いてホッとできる一服要素のあるコメディパートという3つの異なるパートがバランス良く構成されていることで緩急が程よく心地よく絶妙、2時間超えの長尺だが最後まで見入ってしまった
前作では暗く見づらくごちゃごちゃしていた印象のウェーブ戦じみた戦闘とアクションだったが、今作では明るい屋外で展開されることや車と団地が舞台ということもあり分かりやすく見やすくなっており、加えて岡田准一の身体能力も魅せ方もパワーアップ、ファブルが激強なのは分かっていてもハラハラドキドキさせられる仕掛けの数々に手に汗握った
邦画でこのような展開のアクションは今までなかったように思うのでこれだけでお値段以上
また、前作ではあまり見せ場のなかったヨウコのアクションシーンは必見
ヨウコvs鈴木の戦闘シーンは個人的今作ベストシーンのひとつで、ヨウコの強さと色っぽさと格好良さに痺れまくり、ファブルとのバディ感が増している点も良い
人間ドラマも強化されており、堤真一、平手友梨奈、安藤政信の芝居が大変素晴らしく見応えあり
・宇津帆(堤真一)
"善良な仮面を被った悪人"と書くとありがちな人物設定のようにも思えるが、表の顔も裏の顔もとても自然でどちらも本性のように映るため、最後まで宇津帆という人物の本心を掴み切れず不気味な感覚を覚えたのが新鮮で趣深かった
どちらの顔にも説得力を与えることができる堤真一という役者の妙
鈴木にファブルへの憎悪をプレゼンするシーンや森で開き直って真実を話し煽るシーン、見ているだけで腹が立つゲス笑いなど、狂気を孕みながらも計算高い人物描写が至極上手い
ファブルへの復讐心と嫉妬心、ヒナコへの征服欲と執着心のようなものを観客にうっすらと感じさせる繊細な表現もお見事
・ヒナコ(平手友梨奈)
素人目ではあるが、上半身に頼った身体の動かし方や筋肉が削げ落ちた足(CG?)、車椅子操作も含め、足が不自由な少女としてのリアリティがあり違和を全く感じなかったことに驚く
心を閉ざし復讐を胸にリハビリを頑張るヒナコと平手友梨奈との親和性が凄まじい
(一か所悲鳴をあげる場面はあるが)感情を押し殺したような静かな芝居でヒナコを見せていたからこそ、クライマックスでの慟哭と発憤、感情の発露にとてつもなく心が震えた
全編を通し目の表情が大変素晴らしく、辛い過去を持つ人物特有の深読みさせる瞳、夢も望みも当たり前の感情も失った闇のある眼、佐藤への警戒と猜疑心溢れる鋭い眼差しから希望と好意を感じ始めた光を含む眼差しへの変化など、終始目の演技に惹き込まれた
・鈴木(安藤政信)
端正な顔立ちと長髪、スラっとした体躯がキャラ立ちしており絵になるためスタイリッシュでスマートな殺し屋かと思いきや、人間臭く情のある憎み切れないキャラで好感
ヨウコにプライドをずたずたにされた際の屈辱と葛藤の表現や、ファブルに殺されると思い込んだ際の格好悪く命乞いはしないものの死への恐怖で力が入る場面の演技に感情移入した
鈴木の普通さが宇津帆の不気味さを際立たせており、比較的常識がありヒナコに非情なことをしそうにない鈴木の存在が後半の安心要素になっていたのが面白い
ヒナコへの感情はただの同情か兄のような感情かはたまた恋愛感情なのか・・・鑑賞後の余韻の中に想像の余地があって楽しい
宇津帆ヒナコ鈴木の過去とそれぞれの関係性、ヒナコ鈴木のこれから先の人生をスピンオフで見たくなるほど興味深くキャラが立った魅力的な3人だった
上映時間が長めであること、殺さない殺し屋という説明じみたダサい副題、カットされた前作を金曜ロードショーで放送したことあたりが少々ネックか
個人的に難をあげるとすれば、団地パニックでのファブルの動きに無重力的なフワっとしたものを感じ、消されているワイヤーが薄っすら見えてしまった気がしたのでマイナス0.5
とはいえ岡田准一は半端ない域に達している
ファブル3があるならチェックしたいし他のアクション映画でも観たいと思える俳優
是非もう一度映画館で観たいのでロングラン上映してほしいところ
前作以上にアクションの魅せ場がパワーアップした邦画エンタメ作品です♪
邦画の話題作の一つで、コロナ禍で公開がたびたび延期になりましたが、なんとか上映されたので鑑賞しました。
で、感想はと言うと、面白い!
普通に面白い。
キャストの陣容が良い。アクションキレッキレ。話のテンポが良い。
前作からダレる事なく以前のテンションを引き継いでます。
あれだけの大乱闘スマッシュブラザーズばりのアクションをやったのに周囲は気づいていないと言うのは言いっこ無しですw
前作以上にアクションが凄い。
冒頭の屋上駐車場でのアクションから始まり、宇津帆の事務所がある団地の足場でのアクションシーンも迫力満点。邦画の中ではアクションにも重点を置きながら、きちんと緩急をつけているのが良いんですよね。
なので変に偏り過ぎず、ちゃんと楽しませる所も随所にある。
きちんと原作の味付けを考慮しているのが分かります。
ただタイトルで「殺さない殺し屋」と謳っているだけにどうしても正義の味方的な側面が強調されている感が気になる。
この辺りはVシネマ版の「ミナミの帝王」で竹内力さん演じる萬田銀次郎が結果的に人助けをして「弱い者の味方」をしている構図に似ているかも。
万人に見せる中では「非情な殺し屋」の側面は見せ難いと思いますが、もう少し全体的にハードな側面があっても良いかなと思ったりします。
岡田准一さん演じる佐藤=ファブルはかなり差異が無い感じ。
様々な作品で主演を務め、着実の演技の幅を広げられてきた岡田さんですが、やっぱり華があるんですよね。
ジャニーズのアイドルの中ではトップクラスかつ男性俳優陣の中でも演技力と華を持ち合わせた俳優の一人では無いでしょうか?
また大阪の枚方出身で「ひらパー兄さん」も努められているだけに大阪との相性も抜群ですw
洋子=妹(偽装)の木村文乃さんも良いんですよね。
岡田さんとの会話のテンポも抜群でツッコミのテンポも良い。
何気に熱々の食べ物が頻繁に出ていてw、それがまた面白い。
殺し屋・鈴木を解放する際に「麻婆食うか?」は余裕かつクールでギャグ感ほんのりで好きなんですよね。
ただ、岡田さんも木村さんもギャグの際に少し過剰に盛り過ぎかな?と感じてしまう節があるので、そこが気になる所。
原作では時折入る洋子の回、特にバーで下心満載の男を酔い負かして返り討ちにするのは緩急がつく良いリリーフチョイス。
前作ではバーのマスターを六角精児さんが演じられてましたが、今回も出演して欲しかったかなと個人的には思います。
ゲストキャラの堤真一さんや平手友梨奈さんも良い感じで特に堤さんがキャストに入っているだけで安心感が全然違うのでものすごく安定感があるんですよね。
平手友梨奈さん、どんどんと上手くなってきて綺麗になってきている。
彼女の独特な味も嫌いじゃないし良い感じ♪
佐藤が務めるデザイン会社「オクトパス」の田高田社長役の佐藤二朗さんも良い。佐藤さんの狂気と背中合わせ的な笑いが癖になります。
残念なのは岬役の山本美月さんの出番が少ない事。
同僚の貝沼の暴走と自滅のきっかけとなる岬が今回は付け合わせ程度の活躍はちょっと寂しい。
今回のヒロインのヒナコや洋子がいる事でどうしてもヒロイン色が分散する為の配慮だと思うんですが、前作ではメインヒロインだっただけに気になります。
ジャッカル富岡役の宮川大輔さんは悪くないけど、ちょっと違和感があるかなぁ。個人的にはもう少し若ければルー大柴さんなんかが似合いそう。
前作のレビューでも書きましたが、猫舌のくだりの説明はやっぱり無し。
原作では訓練で味覚・嗅覚が研ぎ澄まされてでの猫舌なんですが、単にギャグポイントになってるのは惜しい。
今回もその説明が無いのは、佐藤の生い立ちの説明で明らかになる為に温存しているのか?と考えてしまいます。
あと、やっぱり大阪感が今回も薄いなぁ。
関西弁のみでビジュアル的にも大阪のテイストが少ないのはちょっと気になる。
これも関西の何処か?と言う点だけでボカした結果でこうしたんでしょうかと考えます。
原作はまもなく第二部が再開されるのでタイミングとしては良いんですが劇中ではクリスマスなだけにやっぱりコロナ禍の延期が勿体無いです。
それでも十分に楽しめる作品に仕上がっています。
なので、まだ未鑑賞の方で興味がある方は是非是非。
軽過ぎず・重過ぎずにきっちりと仕事のされた邦画のエンターテイメント作品が楽しめますよ♪
シリーズ2作目でも変わらない。
シリーズ1作目を観てから漫画を全巻読み、内容は把握済み。
率直に言うと映画化は大成功と思います。
キャスト、内容もイメージ通りでキャストの人選が素晴らしく良いです。
岡田さん(明)ののほほんとしながらの相手の観察する姿や他のキャストも原作の世界観を良く理解し表現していると思います。
堤真一や安藤政信は勿体ないぁと見る前は思ってましたが安藤政信の鈴木はそのまま再現してハマってるなぁと感心してしまいました。
毎回ジャッカルで爆笑してしまうのは自分も明と同じツボなんでしょうか謎ですw
主役以外も光る映画
1をアマプラで見た時は説明なく始まる出だしにやや置いてけぼり感を感じつつ、それでも岡田准一くん演じる主人公の個性に救われ好感を持ち、そのお陰で最後まで走れた映画でした。正直役者は豪華なのにB級感が抜けない物足りなさがあり、点を付けるなら3.5。
が、2は続編ものにありがちなパワーダウンもなく、このシリーズの良さがより際立ったメリハリのあるものとなっていた。
岡田くんのアクションは期待以上で見応えあり、今作では妹(設定上の)のアクションも余裕綽々にキレのある動きで爽快ですらある。ギャグもこの映画独特のジワジワくる静かなテイストが洗練されており、主人公の真面目過ぎるが故の天然っぷりが何だかとってもかわいい。
堤真一と平手友梨奈のキャスティングも見事で、映画内での存在感だけでなく作品のグレードも上げてくれてる気がします。彼女の目力は映画館のスクリーンにも負けない強さがありますね。気取った喋り方が少々気になりますが、渾身の絶叫をさせたら彼女の右に出る女優さんはいないんじゃないかと思うほど強烈なパワーを感じました。
ただ、ラストシーンでの平手さんのアップのロングカットは余計。そこでそのアピールいる?と少々現実に戻ってしまう。その数分と物語の核心に迫るまでの中盤のストーリーが今回もやっぱり眠くなったので個人的には4点です。
冒頭からオモロいの決定!
いきなりの暗殺に次ぐ暗殺にカーアクション、それにお決まりのジャッカルから猫舌ネタ(笑)まで、前作のオイシい部分を踏襲しつつ、更に最新のアクションも満載でお腹いっぱいになります。
エンディング後の佐藤浩市さんのシーン、続編へのフラグでしょうか?楽しみです♪
それから平手友梨奈さん、クールなキャラで前半はセリフも少なくハマり役だなと思いましたが、後半になりセリフが増えるにつれ、妙にハラハラ・ワチャ〜(๑º△º๑)と思ってしまいました。ファンの方々、ゴメンなさい(笑)
アクションは星5つ!コメディパートが残念
前作を動画配信で視聴していたので、人間関係に悩むことなく入り込めた。
前作の登場人物は全員少しずつ影が薄くなってて残念。特にキレッキレの柳楽優弥には回想だけでも出てほしかった。
ちゃんと調べてないので間違ってれば申し訳ないけど、アクションスタントなしってことをあとからチラ聞きして驚いた。特に団地アクションシーン、あれが本当にスタントなしだったなら覆面で撮影したのはもったいないと思った。
木村文乃さんも、テーブルはさんでのアクションがご自身で演じてたのだったのならカッコ良かった。前作ではキャンキャンうるさいイメージがあったので、今回くらいのトーンがセクシーさを際立たせると思う。
そして今回のメイン悪役堤真一さん。さすがの演技力で胡散臭さ満点の怪演だったけれど。
これだけは言わせてほしい。堤真一、岡田准一、2人も関西ネイティブの実力派が居るのに、何故関西弁コメディパートの見せ場を作らなかった!?
二人で延々関西弁のやりとりをさせれば爆笑取れたのに、今回は平手さんを性的に虐待したり、全く笑いどころのない悪人で、全然キャラに魅力がなかった。ファブルも前作より面白パートが減って不完全燃焼だった。
これならまだ前作の似非関西弁の向井理と柳楽優弥とのガンの飛ばし合いのほうが笑えたくらい。ここは関西ネイティブの無駄遣いとしか言いようがなくて残念過ぎた。
(原作を知らないので悪しからず)
クライマックスのショベルカーのクダリもまあそれなりに面白かったけど、地雷爆発をショベルで防げるものなのかどうか、素人ながら疑問は残った。
最後は、あの長身の子分が改心し、平手さんのリハビリを陰ながら支えて生きるシーンが有れば良かったように思う。(彼は平手さんに心を寄せていたように思った)
佐藤二郎さん、山本美月さんの見せ場はちょっと少なかった。盗撮社員がサイコっぽくなって殺されてしまったのは、ちょっと唐突だったかな。
そんな感じで残念感はあるけれど、それなりに見どころ満載の続編でした。
アクションコメディだと思っていた
予告編を見て、面白そうだ、コメディ色満載のアクション映画だと勘違いしてた。あちこちにコメディ要素は有るものの、ストーリーは結構暗くて深刻。血だらけシーンが多いのも小心者はまともに観てられない。また、あの場面でひざまずく堤真一が気味悪すぎる。さらに、アルプスの少女のクララみたいな場面で泣かせるように持っていくのは、あざとくて不快。全て、私の思ってたのと違うというだけの理由からで、原作や前作を見ていたら、こんな勘違いはしていないと思うので、予告で勘違いしたこちらが悪いのは承知の上。血だらけシーンは置いといても、あの陰湿なエロ場面やあざとさがなきゃ、星の数は4かも。
反面、アクション場面は今まで邦画になかったほどすごい。邦画でもあんな場面が撮影できるようになったんだと、映画館を出ながらしみじみ。あと、岡田准一・木村文乃の掛け合いも笑える。掛け合いの間(ま)がちょっと・・・だが。全編がああいうノリならなぁ。次作が有るなら、思いっきりコメディに振ったアクション映画にして欲しい。でも、原作を知らないので、知っている人からは総スカンかも知れない。
ところで、まったくのコメディ場面じゃない(反対に、観客を泣かせようとする場面ね)、最後の屋上で手紙を読むところで、見るからに不自然な七輪が画面中央にあきらかに用意されてたのには周りの誰も笑ってなかったけれど、一人だけで吹き出してしまった。で、案の定、使うのね。
映画としては良いが原作好きにはあまり…
映画としては面白かったと思います。岡田准一
の超絶アクションは特に凄まじく、これを見る為にお金を払っても良いと思えるほどでした。
少しケチをつけるなら、最後の平手友梨奈のシーンが音楽流して感動演出でとにかく泣かせようとしてるのが邦画感満載であまり好きではなかったですが、展開上そうせざるを得なかったと思いますのでそこは仕方がないかと。
しかし原作ファン(全巻所持)としては、正直面白くなかったです。
まずヒナコのキャラが表面的には同じに見えますが、根本がかなり違います。映画ではかなり暗い人で、常に絶望の中にいるダークな雰囲気でしたが、原作ではそんなことは無いです。特に最後のウツボが殺されたあとに手を合わせるシーンは、原作ではスズキが「あんたの事は信用していたが嫌いじゃなかったよ」と言い、手を合わせたのを見て自分も助けてもらっていたことを考え、後から手を合わせるのですが、映画ではさっきまで殺すと怒り狂っていたヒナコが突然手を合わせていて、これではヒナコという人間が変わってしまっていると思いました。
さらに個人的に気になったのは、スズキのキャラです。原作では怒鳴るのははヒナコが地雷を踏む直前のシーンのみであり、ヨウコに倒された後のウツボと会うシーンでも落ち着いて怒りながらも、やり返すためにウツボ手を組もうと冷静に話し合っていましたし、ましてやウツボも壁を殴るなど感情的なシーンはありませんでした。
他にも原作と比べると粗が多く、やはりお世辞にも良いとは言えません。
ただ、原作関係なく映画としては面白いと思いますし、この長さでありながら無駄なシーンはほとんどありません。何より岡田准一のアクションシーンは本当に見応えがあります。
前作も思ったけど
前作のアクションシーンも思ったけど、終盤でのアクションでファブルが大勢の相手と戦っていて、原作では無いオリジナルなのだがファブルはそういうタイプの作品じゃないと思う
ファブルの強さでよく出てくる6秒で倒せるって言ってるのに、タイマンでファブルより強いやつがいて、作品のコンセプトと違うのではないかと思った
振り切ったアクション
原作は全て見た上で映画館へ足を運びました。
岡田くんの素晴らしいアクションシーンは原作拝見済でも手に汗握るものでした。
特に予告編でもあった鉄骨渡り?のシーンは、今までの映画にない最高アクションでした。
また平手さんの演技が思った以上に良かったです。車椅子に這いつくばってせり上がる場面は何度も練習したと思われる努力の跡が見えます。まぁ演技は上手いんですが、声のだし方に少し違和感があったくらいかな。
あと地雷解除の場面で、何故か平手の回想シーンが入ります。
これ記憶喪失から記憶取り戻したというならわかるんですけど、記憶喪失でもないですからね。
なぜ回想シーンが必要だったのか、疑問です。なので星4にしました。
辛辣な感じで締めましたが、是非劇場で見てください。楽しめること間違いなしです
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