劇場公開日 2021年7月22日

  • 予告編を見る

「救うための犠牲、かわいい!だけで見ないほうがいい。」犬部! HalUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0救うための犠牲、かわいい!だけで見ないほうがいい。

2021年7月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

とはいえ私も取っ掛かりはかわいいでした。

ただ、かわいいだけでは成立しないだろうなとある程度思っていて、やはりそうでした。

リアル、というかテレビでは映さないグロい部分もありました。
本当に色々考えさせられました。

わ!かわいい!見よ!
だけじゃ無理だなと感じました。

気になったのはエンドロール後ある出来事があるのですがもう少し長く映して欲しかったことです。インパクトある内容なのにサラッと過ぎてしまって、大切なことなのに全部見れなかったのが残念でした。
それからFIPの説明を簡単でもいいからして欲しかったです。これもサラッと出てくるだけです。

救うための犠牲があるのにも本当に違和感でした。他国がしてないものを何故しているのかが分かりませんでした。
ただ、花井くんのモデルになった方が実在していて、本気で無くそうとしている人が日本に1人でも実在する、というのが心強く思いました。
こんな人が全国にいたら日本も変わるのでしょう。

内容は真剣なものですがそんな中ワンコのハナコがかわいい!
美人さんだし、映るしぐさがとにかくかわいくて良い緩衝材になっています。
花井役の林さんも、犬大好き!というのがすごく伝わってきてお上手でした。

子供に見せて欲しい、などのレビューもありますが私は判断が難しいと感じました。本当の現実は普段目を背けているところばかりで刺激が強いからです。
それより大人がまずみてくれ、という印象でした。
最終動物を飼うのを決めるのは親、大人ですから。

HalU