「ツラい」犬部! ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
ツラい
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動物好きには微笑ましいシーンも多かったけど、やはり保健所のシーン、飼い犬を看取れなかったシーンなどは涙なしには観られない。
助けても助けても保護センターに持ち込まれる犬や猫。
なぜなくならない?センターで苦悩する柴崎の姿が刺さる。辛いだろうなぁ…
いつものことで、何も情報を集めずに観たけど、大学生の青春映画を想像してた。全く違った。
不幸な動物達が今もなお減らない現実に、良い作品でよかった〜とは言い難いのだけど、これを観て不幸な動物達が減ればいいのかな。現実を突きつける作品。
老犬ダックス、ペットショップオーナーはなぜ引き取れないのか?奥さんの犬でしょ?
それと、突然現れたしゅはまさんは何者なのか?だいたい想像はつくけどね。(笑)
やや説明不足もあったけど、林さんは適役だと思った。
犬部がずっと仲良く動物病院で、という展開ではなく、それぞれ違う形で関われればいいというのが良かった。
精神的な強さや弱さは人によって違うし、与えられた環境の中で、できることをできる範囲で、というのがきちんと伝わってきたと思う。
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