「監督と選手のやりとりが本当にドキュメンタリーだからこそ伝わる素晴らしさがある師弟映画。です」甲子園 フィールド・オブ・ドリームス ウェーブストレッチリングさんの映画レビュー(感想・評価)
監督と選手のやりとりが本当にドキュメンタリーだからこそ伝わる素晴らしさがある師弟映画。です
水谷監督の頑固さの中にある優しさとユーモア。まさに昭和の親父そのもので、自分では到底真似できないが、その姿は本当に素晴らしい。野球に懸ける情熱には、思わず“男のロマン”を感じてしまう。
選手たちのインタビューも印象的で、一生懸命さの中に、どこかおかしみのある不思議な世界観が漂っていた。野球道を真っすぐに描き出し、この高校ならではの精神論と根性論が画面いっぱいに息づく。
見終わったあとには、不思議と胸がすっと晴れる──そんな一本だった。
コメントする