「またどこかの旅路で」ノマドランド llさんの映画レビュー(感想・評価)
またどこかの旅路で
生きていく上で、毎日同じことを繰り返し、無駄のない仕事をしていると、
過去を思い出し、出会いと別れの少ない人生を過ごすことになる
仕事においては、Amazonの配達手続きのように、無駄と手間を省いて、正確に与えられたタスクをこなすほうが自分にとっても、他人にとってもよいことだろう
しかし、無駄のある時間や出会いが人生と思い出を豊かにすることもある
主人公は、夫を亡くし、今までより効率の良い生き方をおそらく選んできたが、家を亡くし、旅先での出会いと別れ、そして再会を経験することで、死ぬ前の走馬灯は豊かになるだりう
コロナ禍の現在、自然を、出会いと再会を多く経験することは難しいが、
たくさんの事を経験できる世の中にいち早く戻る事を切に願う
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