ツナガレラジオ 僕らの雨降Daysのレビュー・感想・評価
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悪い意味で昭和くさい
感想を呟くと特製グッズがあたるキャンペーンがありTwitterではネガティブな感想が言いづらいが、端的に言って面白くなかった。
客層はいわゆるイケメン俳優目当ての若い女性だと思われるが、
・地域振興のためにイケメン配信者を使ったことで若い女性客(4人)が来たが金も使わずポイ捨てしクレームになった、という描写
・執拗なニューミュージック押し
・「女は愚痴を言うだけですっきりするらしい、俺を女だと思って聞いてくれ」というセリフ
と、見る目のない若い女どもにニューミュージックの良さ教えてやる!地域振興にも使ってやる!金を使え!という下心が透けて見えて楽しめない。
なんというか昭和のおじさんが作った映画だな感が否めない。
とにかく大画面でイケメンが喋っていれば楽しい!くらいに割り切らないと楽しめないと思う。
役者も正直余っている感というか、掘り下げもなくただ顔がいいだけの置き物感のある配役も多く残念。
西銘さん飯島さんのファンなら楽しめるかもしれないが、他はいなくてもどうにでもなりそうな役だと感じた。
インターネットラジオおしゃべや発信の映画なのに、そのラジオでなにをしたいか誰に伝えたいかの結論が「整骨院まで連れて行ってくれる人募集」「年末年始は帰省しろ」などと伝えるだけのとてもローカルな地域の伝言板で終わるのはどう受け止めたものかと思う。
MC目当てでおしゃべやを視聴している若手俳優オタクとしては否定されたようで残念な気持ちになった。
この映画は誰に向けて作ったものなのだろうか。アクリルスタンドのおまけの映画チケットとしては非常に高くついたと感じる。
【”豆腐屋の頑固親父より、愛を込めて貴女にこの言葉を届けます・・。”】
◆ある程度、映画を観ていると、何となくではあるがその映画が・・・・・ではないか?
と感じる事がある。
・それは、
・脚本を書かれる方の”実績””だったり、
・演者の顔ぶれであったり、
様々である。
・今作も、その匂いを感じたが、フライヤーの片隅に、”イッセー尾形”の名前と”醍醐虎沙朗”の名前を発見し、劇場へ。
・物語は、若者たちがある観光地で、WEBラジオを立ち上げる処から、始まる。そして、イロイロな苦労をしながら、声を届けたい相手の心に響くラジオを立ち上げようとするのであるが・・。
<豆腐屋の頑固親父が、娘に届けたかった言葉。
イッセー尾形さんは、癖の強い役を演じさせたら、天下一品の、良い役者さんである。>
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