「シンプルかつ美しく描かれている」ボヤンシー 眼差しの向こうに tackさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルかつ美しく描かれている
悪徳ブローカーによって、闇漁船で強制労働させられる少年の話。
社会派作品だが、凄くシンプルだし、
ラストの少年の表情はとても美しい。
少年が生き残るにはああするしかなかったのだが、
もはやあの現実ではそれを咎める事はできない。
いや、むしろ結構すっきりだった。
この映画の最大の良さは少年視点のカメラワークだと思う。
海上での風景や少年の表情の映し方などが秀逸。
良作であった。
コメントする