ARIA The CREPUSCOLOのレビュー・感想・評価
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全くの初見として
う~ん、アリスさん、面倒くさい女だなあw 絶対に絡みたくねえw
でも、こういう人、結構いるよねえ、そういう意味で背景はともかく、等身大のキャラを上手に表現はしていると感じました。
ただ、演出に関しては芳文社系の香りをところどころで感じたのが、キャラデザとのギャップに違和感があってマイナス。また、セリフの作りもお約束的過ぎて白けました。この辺は私には合わないのであってファンなら安心、安定を感じるとは思います。
なお、脚本が悪いとは思いません。気持ちのすれ違い、思いやり、空回りなどがきれいに分かりやすくまとめられていましたのですんなりと理解しやすかったです。
作画は現在アニメの標準ちょい上レベルかな、ドルビービジョンに十分耐えられるレベル、音響も細かい音を丁寧にはめ込んでいました。
なお、ガヤが主演級だらけでした。びっくりです。
はではなくも
いよいよ始まる蒼の最終章
アテナさんの声、違和感なく入ってキタ*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
アカリの超ミニスカート姿が見えます❤
あの頃と、今も大切に。 (恥ずかしいセリフ禁止!)
『未来』に続く、夜明け前の物語――。
TVアニメ放送開始から15周年。
原作、アニメともに終わりを迎えたARIAの新たなる第二章は、『水の三大妖精』に数えられたアテナ・グローリィ、操舵の天才と名高いアリス・キャロル、そして一人前のウンディーネを目指すアーニャ・ドフトエフスカヤ属する『オレンジぷらねっと』に焦点が当たる。
突き抜けた力量を持ちながら、大切な相手には人一倍不器用な彼女達。ARIAが持つ暖かな空気はそのままに、あるエピソードの裏側や未放映の原作エピソードなどを交えながら心の交流を描く今作は、ファンにとってたまらない一作となっている。
今回鑑賞した中で特に印象的だったのは、原作者である天野こずえ先生がそのまま描いたような、登場人物達の豊かな表情。
……と、もう一点。アテナさんが再びARIAの輪の中に戻ってきてくれたことだ。
元々アテナさんは声優の川上とも子さんが役を務めていたが、病気の為お亡くなりになってしまった。そのため前作の『AVVENIRE』では歌唱のみの出番であったが、今回からは佐藤利奈さんが声を当てている。
その声と演技は、私個人からすると、川上さんが演じた時と全く変わらないアテナさんそのものだった。アリスに語りかける時の柔らかな口調などはまさに「アテナ・グローリィ」で、途中ライブラリからの出演かと疑ってしまうほどだった。
もちろん、声が似ていればいい、演技がそっくりそのままならいいというわけではない。
正直、本作を鑑賞する前まで、アテナさんに誰かの声がついてしまうことには複雑な気持ちだったけれど、役を受け継ぐ方は、似たような声を出せるという、そんな簡単な理由だけで務めるわけがないのだ。
佐藤さんが演じたアテナ・グローリィは確かにアテナさんだったし、川上さんを含めた精一杯のアテナさんだったと心から思う。だからこそ、何の違和感を持つこともなく自然にお話へ集中できたし、アテナさんという、ある意味離れてしまったキャラクターが再び帰ってきてくれたことを、素直に受け取れたのだと思う。
愛しい過去を振り返りながら、しかし同じくらい今を大切に生きようと前を向く彼女たちの姿は、『CREPUSCOLO』の言葉通り、見ている者に優しい夜明けを感じさせてくれる。
前作を超えたかも。
油断していた
そういえば上映開始したなぁと思ってふらりと手ぶらで観に行ってきました.
ハンカチだけでも持っていくべきだった.以前の記憶を思い出したり感情が溢れてしまいました.またアリスちゃんのお話で涙したことある方はその時と同様に涙が溢れ出てくるのではないでしょうか.
初見で楽しめるかというと,人物説明的な導入はないので,ある程度頭の回転が速い人でないといけないかもしれませんが,今作で興味を持てたらシリーズを観て改めてという楽しみ方も有りかと思います.
作画がというコメントを見かけましたが,バラつきはテレビアニメ版と同等ぐらいと言ったらイメージしやすいでしょうか.
ともかくファンの方で観に行くか迷っている方がいれば観に行くことをおすすめします.
製作者の方々に改めて感謝申し上げます.
優しい空間に涙
正直言って...
昨今の情勢もありますが、こうやって公開に漕ぎ着けることができ、そしてこうして観に行くことが出来たのはとても嬉しいことです。
観ながら、作画が何パターンか変化があるなあとは感じました。
あるときはアニメーションの絵柄の雰囲気なんですけど、あたらしく出来た映画としてのちょっと豪華な感じの画なんですね
漫画のARIAっぽい天野先生の画風の感じがすごく出てくるときもあるんですね
後は目とかあまんちゅの漫画に近いかなって感じになる時もありますね、ゲストさんもうきうきと観光してますし
新しく完成した映画を観ながら、漫画を楽しんでた当時やアニメーションでARIAの素敵さを目一杯楽しんでいた頃を思い出すような感覚に気持ちが行ったり来たりしてなんだか感慨がありました
内容はアーニャちゃんを中心に、アテナさんとアリスちゃんのいくつかのエピソードを回想しながらアテナさんの想いの深みに接近していくようなストーリーでした
同窓会でも企画しているような雰囲気で、立派になった3人や懐かしい先輩方の姿に時間の流れを感じながらもしみじみとARIAに再び会えた事の嬉しさが尽きません。
みんなどうしてそんなにも足早に先へ先へと、はやるように行ってしまうのか、あの人もその人も、望もうとも望まずとも
アテナさんからアリスちゃんへ語られる、ゆっくりでも自分の歩幅で進めばいい、という言葉がいたわりでもあり、進む時の流れがなごり惜しむ暇さえくれないのを悲しむような不器用な愛情にも繋がっていくようで
ARIAのファンにしたらARIAそのものに感じるものともリンクするようで胸が詰まりました。
新しく生まれ移り変わるものが尊くとも、どんなに素敵な大人になることができたとしても、正直、みんなで成長していたころの輝かしさに浸っていたくなる気持ちを切り離したりなんてできないですもんね
そんな気持ちを、今日のアテナさんを通して、ARIAを愛した人たちを通して、大勢の人と共有できたかのようでほんと同窓会のような幸せな時間でした
原作を完全に知らなくても楽しめる、かな。
今年47本目(合計113本目)。
原作があるのは知っていましたが、アマゾンプライムやネットフリックスで見られる量には限界があるので(全部見ることを前提にするととても終わらない)、とりあえず高評価とされるものや、原作の最初と思われるもの(全体の基礎になるもの)を5時間ほど見ました。
確かに原作を知っていることが前提となる部分はありますが、もとの映画が70分程度と短く、元の知識がないと理解不可能という部分はないので、「あればいいけど、ないとまったくわけがわからない」という状況は起きにくいです(映画の放映時間の関係で、「ヴァイオレット~」ほどではないですが、簡単な世界観説明程度はあります)。
逆にこの映画からアマゾンプライム等で興味を持たれる方もいらっしゃると思いますし、原作や原作から派生したアニメ・コミック等は結構あると思うので、その点でも良いかなと思いました(このご時世なので巣ごもりになりやすいし、ネット上で完結するならそのほうが良い)。
採点にあたって考慮したのは下記の0.1のみですが、映画の問題というより「映画館全体の説明不足」という点なので、4.9を5.0に切り上げています。
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(減点0.1) この映画、大阪市ではどの映画館も「特別放映」の扱いです。一般に特別放映といえば、出演者のネット中継等のプレミアムがついているなどする場合で、その場合は割高になったり、いかなる割引(○回見るとタダとか、身体障碍者手帳の割引など)も聞かないのですが、この映画は「一般放送」の分も「特別放映」になっていて(ただし、映画としては一般放送扱いなので、誰もネット中継では出てこない)、どの割引も効かない状態になっています。
同様に、割引が効かないケースとしては「プリンセス・プリンシパル(第1章)」があり、こちらは「そもそも60分程度で1900円の設定にしにくかったので、1400円オールにする代わりにすべての割引なし」というようで、その点は説明が必ずあります。
ただ、こちらの映画はその点に説明がなく、一般放送も「特別放送」のタグがついていて、何がどう「特別放送」なのかわからず(最大限考慮すると、コロナ事情によるコストの回収という大人の事情?)、逆に「出演者などがネット中継である特別放送」もある以上、一般放送とは分けてほしいです(全部「特別放送」のタグがついているので、何がどう特別なのかまったくわからない)。
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ファン・出演者・製作者。全てに愛されている作品
ARIAほどファンにも出演者にも製作スタッフにも、関わっている人全てに
愛されている作品もなかなか無いと思います。
今回は正直、まさかの映画化第二弾。嬉しすぎる反面、アテナさんどうするんだろう。
という思いもありました。ましてや今回はオレンジぷらねっとメイン。
前作はARIAカンパニーメインかつ短編。アテナさんチラ見せでも何とかなったけど
今作はがっつり出演。
製作陣も腹を括って新しい配役を立てるという英断を下します。
「佐藤利奈」世間的にはビリビリのイメージが強いかもしれませんが、最初に
聞いた時には「みなみけ」の長女の声が浮かび、「意外と合うかも」と思ったのが
正直なところ。
結果、ARIAファンで新アテナさんの声に不満を持った人はいないのではないでしょうか。
川上とも子さんに寄せつつ、佐藤利奈と言われれば間違いなく佐藤利奈の声。
優しくおっとり、でも芯は強い。完璧でした。
舞台挨拶で号泣していましたが、プレッシャーは尋常じゃなかったと思います。
さらに、同じく既に亡くなられている歌アテナさんこと河井英里さんの
「ルーミスエテルネ」をアリスと一緒に歌うというファンにはたまらないシーンもあり。
話としては「アテナさんの悩み」の部分が「そこまで気にしてたの?」と感じる部分は
あったものの(アリスの成長を見て払しょくされたと思っていた)、いつものARIA。
個人的に素晴らしいと感じたのは、
アテナ - アリス ー アーニャ
の繋がりに言及した部分。
あとはラストですね。灯里・愛華・アリスのゴンドラに先輩・後輩がそれぞれ乗って
夜明けを迎えるあの部分の作画やコントラストが異次元過ぎて素晴らしい。
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0.5点のマイナスは以下の2点。
・アンズやアトラ達が出演しているのはうれしいサプライズとして、
過去にアンズ達の先輩がアリスを貶めるような発言をしていたのはしょうがないとして、
今現在のアンズ達もまたアリスから何も学ぼうとせず、「天才」の一言で済ませているところ。
元々オリジネーションでアトラが「自分がプリマになれないのは先輩に恵まれないから」という発言をして、アンズは「それでも頑張る」と言っていたのに、「プリマになれないのはアリスのような天才じゃないから」とか言い出しかねないノリだったのが、この二人だけ成長を感じられない感があったこと。
2点目は作画というよりキャラデザの変更ですね。特に好きな灯里のキャラデザが変わりすぎていて
(髪型以外も)違和感を覚えました。
オリジネーションのような目がパッチリした灯里のキャラデザが好きなんですが今作は
かなり目を細めているというより細目になってしまっており。晃さんはさらにきつい目つきになっているし、キャラデザは賛否が出るかもしれません。
とはいえ、作中曲も新曲が追加されているし、安野さんの新曲も見事にARIAでした。
特にエンディングの「Echos」はヤバいです。
エンディング映像は前作のほうが好みでしたがこれはこれで有り。
最終章として姫屋メインの劇場版第三弾も発表されたので次で本当に終わりなのか。
もしくは出演者が言っていたように4期があるのか?!
個人的に4期を作るなら灯里達のシングル時代で映像化されていない原作エピソードは
まだたくさんあるので、それを観たいなと思っています。
ARIA観たことあるなら是非!
「心が澄み渡る」
一見さんお断り映画・・しかしファンとしても作画が・・・
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