私をくいとめてのレビュー・感想・評価
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おひりさま女子の葛藤
日々、自分なりに満足して生きている。自分の時間を謳歌している。恋人がいなくても、たのしいからいいじゃん。ほんとうにそう思う。でも、いたらもっとたのしいんだろうなぁともやっぱり思ってしまう。でもでも、ひとりの気楽さを知ってしまっているから、いざそこへ踏み出したとしても、とても疲れる。もどかしい…
おひとりさま女子の葛藤をユーモラスに描いた素敵な作品でした。おおきな事件は特に起こらないのに、自分とのたたかいだけでここまで魅せられるなんてすごいなぁ。
(途中まで多田くんに振り回されてしまうのかなぁと心配したけれど、さいごまでただの好青年でうれしかった。新品の靴下を履いてきてくれるところにときめいた。芸がこまかい!)
この映画、すごくすき。
大瀧詠一がループになります。
ひょんなことからホーミー目当てで視聴。
序盤から最後まで、大瀧詠一に次ぐ扱いで面白かった(笑)
くーちびるーつんとーとがらーせてー
のんちゃん、かわいいし、上手なんだけど、なんとなく心が受け入れない。特に気に障るようなことはなかったと思うのになんでだろ?
31歳設定がちょっと?なのかな。多田くんより下にも見えるし。
セクハラに怒るとか、恋人と2人きりが辛いとか、31歳の時に自分はそんなにウブじゃなかった…いや、10代でもそんな時代は無かったので、あまり共感してあげられなかったかな。
でも、セリフは多いし、大変だったろうな。
他にやることを先延ばしにしながら見たので、全体的に長く感じてしまった。でも、音楽も映像も凝ってるし、役者さんみんな上手だし、やや悪意ある素人っぽい人の配役も面白かった。
ここのところ、自分の見ている作品なの山田真歩さんが立て続けに出ているな。
臼田あさみちゃんは大好き。ダサめな演出でもかわいい。素でいい子そうで友達になりたい。
片桐はいりさんも安定の良さ。
橋本愛ちゃんとのイタリアの絡みは、あまちゃんファンは嬉しかろうな。
下着が派手なのは自分と重なり、提供が愛用のウンナナクールだった。かわいいのよね。
なんとなく、
のんの瞳に映る海
初々しさの過剰摂取ができないため3日かかって観ました。
設定は独身アラサーの久しぶりの恋、といたってありがちですが、出てくる登場人物が個性的でポップなキャラクターのため生々しさはありません。
のんさんが悩み苦しみそして喜び、のんさんの顔のアップが多く圧巻の演技でした。
話し方や声に独特の癖があり飛び抜けて演技が上手というわけではないのですが、惹きつけられるような名演でした。
彼女の魅力なんでしょうね。のんさんだから良かった作品に思えます。
個人的に、同僚の臼田あさみさんがナチュラルでチャーミングで素敵でした。
名バイプレイヤーです。カーターとのシーンが笑えました。
急展開や物凄いロマンス、という作品ではないので途中若干長いな〜と感じた場面もありました。そのため★3.5
<頭の中のもう一人の自分>が理解できない方がこの映画を観るのは難しいと思います。SFでもなんでもなく、イケボで話しかけるAはのんさん自身ですので…。
ちょっとこわかった
あまちゃんが大好きなので観賞。久々に再会したのんと橋本愛が、絵を描きながら涙を流すシーンはじーんときた。
のんが頭の中でAという妄想の人と会話しながら、おひとり様を満喫する姿が可愛らしく、多田との不器用な付き合い方は微笑ましく観ていて楽しかった。が、他人と上手く付き合えないので傷つきやすく痛みに敏感で、急激に頭の中で激しく妄想を爆発させる姿がちょっと怖かった。ホテルで恋人と二人きりになって緊張し、部屋から抜け出して一人になりたい一人になりたいとカメラにずんずん迫って吠えるシーンは、何となく分かるような、引いてしまうような、心の中の葛藤なのか実際に叫んだり狂ったように笑っているのか分からず、あっち側にいってしまう瞬間を見せられているようでハラハラした。自分も一人で会話したり、ふとよぎる嫌な思い出を意味もなく笑って打ち消そうとする癖があるので、共感はできた。そして、のんが可愛かった。
彼女のロングバケーション
頭の中に「A」が存在し、おひとりさまを満喫する31歳女性:みつ子(のん)が歳下男性と不器用な恋をする話。
序盤から別映画松岡茉優主演「勝手にふるえてろ」(以下前者)に雰囲気似ているな〜と思ったら作家さんが同じでしたか。監督も同じで期待せずにはいられないな✨鑑賞。
ちょっと変わった女性で恋に不器用で。特殊な自分の独特世界。
公私ともども「A」が支えて、そこにノリツッコミするみつ子は滑稽。
不器用にも恋愛するみつ子の成長。
おひとりさまロングバケーションの行方は?
「勝手にふるえてろ」=アクティブさと抽象。
「私をくいとめて」=ネガティブさと支え。
タイプは違いますが、未婚OLの恋と心情を楽しむ映画として連続で観ればかなり楽しめると思います。
〜大瀧詠一の「君は天然色」使い方も非常に良かった。
(合ってはいるが、使う事で年齢層が上がってしまうのはマイナスかな)
久しぶりにCDアルバム「ロングバケーション」が聴きたくなってくる(初めてCDで発売になった作品。300万枚突破の名作である)〜
大袈裟な世の中だから
『勝手にふるえてろ』で綿矢りさ&大九監督&松岡茉優のコンビネーションが凄く良くて好きな作品になったので、本作も楽しみにしておりました。本作も期待通り。
今の世の中、芸能人も一般人も誰もが他人の情報に毎日触れているから、他人がどうしているかよりも、他人が自分をどう思っていることに病的な程、興味津々ですよね。つまり、自意識過剰すぎる×100の世の中。
みつ子はそんな自分大好きな自我を象徴してましたね。異常な気にしすぎーも自分を愛する故ですからね。でも、その異常な自意識が歳を取ると薄れてくるのも真実。『おひとりさま?ラッキー!』といった境地が老化と共に訪れます。
才能があるのはもちろんですが、女性監督だからこの絶妙な表現ができるのだし、今後はキョンキョン主演で中年女性も撮って欲しいです。
大九監督の次回作も楽しみにしてます。
のんちゃんは可愛いな
ドラマでもっと観たかったな
見る前は想像できない不思議な雰囲気
前情報少なめで見ましたが、
不思議な雰囲気の映画でした。
はじめはコメディっぽく面白かったのですが、
段々とダークな心理描写や人間関係の微妙な感じが出てきて、引き込まれました。
主人公のぐちゃぐちゃっぷりに少し引きつつも
こんなに変でいいんだって思ったら、
なんだか励まされた気持ちになりました。
俳優さんも皆よかったです。
主役の2人はもちろん、臼田さん、橋本さんもよかったし、片桐さんの役はなくても話に支障はないんだけど、
やっぱりいてくれて嬉しくなるシーンでした。
そして何よりA役の中村さん。中村倫也が声だけって贅沢だなって思ったけど、彼は声がいいんですね!
発見でした。
エンドロール見て、綿谷りさの小説が原作って知りました。
おお!話題の綿谷りさはこんな小説書く人なんだー
なるほどなるほど、センスいいなー
「勝手にふるえてろ」が想像を超えた面白さだったのですが、こちらも見る前は想像できないタイプの映画で、
大九監督注目です。
舞台みたい
凄く好きです。私も
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