骨(1997)

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骨(1997)

解説・あらすじ

「ヴァンダの部屋」「コロッサル・ユース」などで世界的に高く評価されるポルトガルの映画監督ペドロ・コスタが1997年に手がけた長編第3作。リスボン郊外のスラム街フォンタイーニャス地区に住む人々をキャストに起用し、底辺の生活の厳しさを圧倒的リアリズムで描き出す。

赤ん坊を産んだティナはリスボン郊外のスラム街に戻ってくるが、夫は赤ん坊を連れて家を出て行ってしまう。通りで物乞いをしていた夫は看護師エドゥアルダと知り合い、彼女の家に居候するようになる。ティナの隣人で家政婦として働くクロチルドはある日、エドゥアルダの家でティナの夫に出会う。

後に「ヴァンダの部屋」で主演を務めるバンダ・ドゥアルテが家政婦クロチルド役で出演。1997年・第54回ベネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(最優秀撮影賞)を受賞した。日本では、コスタ監督の初期3作品を監督自ら監修した4Kレストア版にて上映する特集上映企画「ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997」にて劇場初公開。

1997年製作/94分/ポルトガル・フランス・ドイツ合作
原題または英題:Ossos
配給:シネマトリックス
劇場公開日:2025年5月24日

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