劇場公開日 2020年9月11日

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「誰にでも当てはまる挫折と再生の良作」東京バタフライ hさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0誰にでも当てはまる挫折と再生の良作

hさん
2020年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生きていれば挫折は付き物で。絵に描いたようなサクセスストーリーを生きている人は少ないだろう。

本作は挫折から立ち上がり、その先をそれぞれに生きていく4人の姿を描いた作品。
バンドはモチーフであってバンドがテーマの作品ではない。
挫折を味わった事がある人なら誰にでも共感し得るストーリーだ。

個人的には小林竜樹さん演じる修が時間をかけて挫折を受け入れる姿に強く惹かれた。水石亜飛夢さんとの長回しのシーンには感情を強く揺さぶられた。

また、本作にはたくさんの謝罪が出てくる。挫折しない人がいないように無謬の人も存在しない。ともに歩むゆえに傷付けてしまった仲間への謝罪。そして想定外だった、ある大人による真摯な謝罪に胸が熱くなった。

81分に大事なものが詰まった良作。

h