「本作に携わった皆さんに心から敬意!」シュシュシュの娘(こ) トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
本作に携わった皆さんに心から敬意!
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入江悠監督がコロナ禍で仕事を失った現場スタッフや苦しむミニシアターを応援したい!という想いから立ち上げたプロジェクト。微力ながらクラファンにも参加させて頂きました。
明確な政治的メッセージを持った作品。
シリアスなテーマなのに主人公の設定が忍者なのでギャグ?と思いながら混乱しつつ鑑賞していましたが、ラストを観て納得。色々なバランスを取る為の手段としての忍者。
菅首相や官邸の圧力で報道の自由度もガンガン下り政治的なテーマがタブー視される昨今。こんな状況で戦う姿勢を見せてくれたスタッフや演者の皆さんを心から尊敬します。
虚偽、隠蔽、改竄が普通になった安倍政権から続く政治の腐敗。利権最優先で困窮する経済弱者は見て見ぬふり。内閣情報調査室や自民党ネットサポーターズクラブがSNSで世論を誘導して現政権に批判的なネタは徹底的に攻撃する。酷すぎて溜め息が止まりません。
ジャーナリズムが死にかけている今、エンターテイメントで強いメッセージを発信する気概を持った人達がいてくれることがとても心強いです。
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