劇場公開日 2021年8月21日

「森友問題などのパロディか」シュシュシュの娘(こ) りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5森友問題などのパロディか

2021年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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興奮

埼玉県深谷市で市役所勤めで25歳の鴉丸未宇(福田沙紀)は、毎朝のダンスが日課で、祖父・吾郎(宇野祥平)の介護をしていた。目立たない地味な事と、吾郎が市が作ろうとしてる条例に反対している事も有り、職場で孤立していた。彼女が信頼してるのは、同じ役所の先輩・間野幸次(井浦新)だけだった。そんな間野が、理不尽な文書改ざんを命じられ、死をもって償うと市役所の屋上から飛び降り自殺をした。祖父の吾郎から「間野の仇をとるため、改ざん指示の動画データを入手しろ」と言われた未宇は、間野の仇を討つために動き出すという話。
全国24館のミニシアターと中継で繋がってるトークショー付き先行上映会で観賞。
シュシュシュって、○者なんだね。(ここ、言わない約束らしい)
森友の文書改ざんと外国人労働者の問題をパロディにしたような作品で面白かった。
データ奪うために家をぐちゃぐちゃにして吾郎さんに暴力振るっても警察は動かないの?とか、ツッコミどころが何点か有るが、パロディだろうから良しとしよう。
福田沙紀がオスカーやめて初めてオーディション受けて主演を勝ち取った作品との事。大きな事務所からの独立で大変だろうけど、応援したいと思った。
ラストは必殺仕事人の様で痛快だった。

りあの