十二単衣を着た悪魔のレビュー・感想・評価
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20分くらいで寝ちゃった
そんな作品。。起きたら春宮が青年になってた!
そのあとはしっかり最後まで見たけど さっぱりな作品。
ただでさえ壮大な源氏物語に 屈折した青年が現代から迷い込んで、、演出や脚本で処理し切れてれば違ったかもしれないけど、ちょっとした間も悪かったり。
三吉彩花が徐々に白髪生えて歳とっていくのに、肌はパンパンでずっとキレイでチグハグだったり。
弘徽殿女御が実は早すぎたキャリアウーマンであった ということなら、彼女が現代に来た方がやりようがあったのではなかろうか。。
言葉が宝
「十二単衣を着た悪魔」を見ました。現代のダメンズのフリーターが、源氏物語の世界へタイムスリップして、弘徽殿女御という強い女性と出会い成長するという物語。
黒木瞳監督の演出に関しては、職業監督ではないので、映像表現や構成に物足りなさを感じたものの、監督が今作で最も伝えたかったことは「言葉」の数々であったのではないかと思いました。その点では、成功していて、登場人物の様々な言葉が胸をつき大いに泣きました。次作はテクニカルサポートをしっかり付けて、女性視点の作品を作り続けて欲しいと思います。
出演者は皆さん素晴らしく、弘徽殿女御の三吉彩花さん、雷の母親役の戸田菜穂さんが美しくて、伊藤沙莉さんは愛らしく、山村紅葉さん、笹野高史さんは面白かったです。主役の伊藤健太郎さんは、あんなにダメダメな役でも、どこか愛嬌があって、流されて生きているようで徐々に成長する様が、まさに雷を生きているよう。
この作品、ドラマ化してもらえたら、より丁寧にエピソードや雷の成長が見られるんじゃないかとも思いました。その際は、伊藤健太郎さんの雷でお願い致します。いつかそんな日が来ることを祈っております。
原作好きの方も是非
原作本が好きで観賞。ストーリー的にも時間軸も長い物語がどうなるのか不安もあったけれど、私は満足でした。思い描いていたものが衣装やセットで形になって現れるのは、これこれ!!という感じ。そして、配役も、そうか、こういう人だったんだと納得でした。
女御の三吉さんは想像以上の美しい迫力、倫子の伊藤さんは原作よりさらに可憐で愛らしく、そして、雷の伊藤健太郎さん、現在でのダメな普通男子に平安時代での成長を重ねるって難しいと思うのですが、ただ前を見ている表情でその違いがわかるってスゴイ。もう一回観に行きます。
見所満載‼︎
あり得ないストーリーにも関わらず、俳優陣の秀逸さとテンポの良さにあっという間に惹き込まれます。煌びやかな平安絵巻、高貴な美しさを纏った三吉彩花さんの存在感、雷と過ごすほど可愛いく愛おしくなる伊藤沙莉さん…見所満載ですが、何より、主人公・雷の成長を繊細に丁寧に演じ切った伊藤健太郎さんが素晴らしかった。細かな目の動き、間の取り方…心情の変化をしっかり伝える表現力は、雷の台詞が生きた言葉として響く。雷が奮闘し、生きる道を見出し、試練を乗り越えていく様がリアルで心を揺さぶられます。俳優・伊藤健太郎の代表作と言える傑作だと思います。
三吉彩花だけでも見る価値あり
成長期限定ユニットさくら学院の初代卒業生、三吉彩花を父兄(父兄目線で応援するファンの総称)として応援するためすべての作品を見ている。 成長した彼女の怖いほどの美しさを見れただけでも満足だが、初めて見た伊藤健太郎の現代のダメ青年が凛とした平安青年へ成長していく姿は共感でき、いい役者さんだと思った。 最初の宮中の作りの安っぽさなどは予算を考えたらしょうがないか。 伊藤沙莉さんは初め出てきた時は「何だこのブス、チェンジ」と思ったが、一途な可愛らしさで涙を誘われた。 弘徽殿女御の強い決意の言葉の数々は現代にも通じると思い、この作品のメッセージと受け止めた。 中2の時点で自分のキャラをドSと言い切った三吉にははまり役だった。 DVD/BD化を望むが、とりあえずもう1度見に行く。
ただ楽しむのがいい
原作を読んで、映画化されるのを楽しみに待っていた作品。いろいろありましたが、目に触れる機会を残してくれたことに感謝。思い描いていた雷が、弘徽殿女御が、倫子がそこにいました。美術は「物語」を意識してか舞台装置のようで、ファンタジー性を濃くしてました。そして、衣装の色が美しい。
ストーリーは中盤ややバタバタ感があったが、ラストに向けての流れは好きでした。4~5話のドラマにすると良さそう。キャストはベテラン勢がいい味出して、場を締めて、若手が伸び伸び演じてる感じ。
弘徽殿女御はタイトル元ネタ映画の「プラダを着た~」を考えると、個人的にはもう少し年齢が上の女優さんでも良かったかも、特に後半。十二単衣は似合ってて悪くなかったんですけど。倫子役の伊藤沙莉はいい女優さんですね。綺麗じゃないのに可愛い。雷と倫子の二人のシーンはほのぼのしてて、でも、キュンとするいい場面でした。
そして、やっぱり役者 伊藤健太郎、好きだなあ。この人、「普通」の役がホント上手い。どんな役ても違和感なく、その世界感に溶け込めるってすごいと思います。無精ヒゲも似合ってたので、年齢を重ねた姿も見てみたい。
成長物語
雷が平安時代で成長していく姿に感動しました。三吉彩花さんの強い女性らしさがとても素敵でした。雷と倫子の可愛らしいシーンを優しいチェリーの歌声が包んでくれて温かい気持ちになりました。1000年後なら女性総理になれた、女御の強い言葉に励まされます。ラストシーンでほっこりして笑顔で見終われました。笹野崇さんのシーンは思わず笑ってしまいました。無事に公開してくださり本当に良かったです。
黒木監督の強いメッセージが宿ってます
味わい深い作品でした。源氏物語の世界にタイムトリップする話ですが、奥底に黒木監督の強いメッセージが込められていると思いました。女優として、また、ひとりの女性として子供を産み育てた母としての半生から得た知恵が、若い女優たちの演技に反映されています。黒木監督が若い俳優達に注いだ深い愛情がスクリーンいっぱいに溢れてます。
映画を映画製作の技法云々だけで捉えるのではなく、映画の持つメッセージのすばらしさで判断したら、間違いなく屈指の作品です。
何度も見たい映画
世の中を拗ねてる日雇いアルバイトの雷 が、思いもよらず源氏時代にタイムスリップ!
後世では悪役の弘徽殿女御との出逢い、周りの人達との関り合いから人間的に成長する物語。
こんなあり得ない設定なのに、違和感なく楽しめた!やはり主役の雷 を演じた伊藤健太郎さんの役者としての力量を感じた!弘徽殿女御の三吉さんの美しさと歯切れ良い言葉の数々も胸に響きました!雷 の、最初情けない男子から、弘徽殿女御と接していくうち、時代の人達とも関わっていくうち、どんどん良い顔になり、倫子との微笑ましい結婚生活等。可愛いかったり、幼さかったり、凛々しかったり、色々の表情に、自然体で、演じてる?と思える見事さに若いのに凄いなと感じた!魅せられました!心ならずも現世に戻り、泣いてるのを見てて涙してしまった!すっかり雷 のファンになってしまった!最後、ハッピーエンドの予感で、笑顔になりました!
十二単衣を着た悪魔
伊藤健太郎さんのヘタレ男子からの変貌ぶりが凄かった!ほんとに最低の男の子から清々しいまでの青年の
姿に変わって行く様は見ていて惚れ惚れとした。
最初と最後で別人のように姿に目が離せなかった。
三吉彩花さんの美しい姿、黒木監督のこの作品に込めた思い。感動しました。
情けない男子の成長譚
5回目にしてやっと、最後まで集中して観られました。情けない男子の成長譚を演じた健太郎さんの、役者としての新たな一面を観ることができて、キノフィルムズさんには感謝でいっぱいです。
私が一番好きな雷ちゃんの顔は「雷鳴だ」と名乗る時の顔です😊
源氏物語の弘徽殿女御をキャリアウーマン女子に見立て、現代からタイム...
源氏物語の弘徽殿女御をキャリアウーマン女子に見立て、現代からタイムスリップしたダメ主人公の成長物語
原作既読で源氏物語が好きですが、原作が長いのでどうなるだろうと思ったらやっぱりつぎはぎ感が目立ってしまい、源氏物語を知らないと見ずらい話になってしまったが残念。
演技は皆さんいいのにうーんと思ってしまうところがあった。
でも雷と倫子のシーンが可愛くてそこだけ別世界って感じでよかった。
主演の伊藤さんメディアにいろいろ言われてるけど、また演技がみたいです。
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