夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
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とにかく、ピートの漢気
原作の古典的SFは未読です。
前半で主人公を絶望のドン底に落とした「悪」が、後半ほぼ消えてしまうんですね。
3人の理系男子を軸に進んでいく、主人公の前向きな伏線回収は、しっくりこない箇所もあったけれど、もちろん楽しかった。悲惨な展開にはたぶんならないと、このあたりで確信。
後半は、ヒューマノイドのピートが、ストーリーを引っ張ってくれた。研究者としての主人公の意地と、ヒロインへの抑えられない想いをそっくり背負って主人公を助けるピートの漢気が素敵だった。オマケにコミカルで愛らしい。これが私にとっての、このシネマの感動の大半。
それと、病院の看護師や受付の女子など、はっきりヒューマノイドと分かる表情や身体の動きを、シネマの中で見たのは、初めてかも知れない。これは良かった。もっと色んな職種でもヒューマノイドを見たかったです。
猫のピートが望んだ通り、結末はディストピアとは正反対の夏的な未来に至った。まずは、爽やかな読後感。
それで、猫のピートとヒューマノイドのピートは同一人物ですよね。
ラストシーンのサプライズに感動
原作は読みましたがあまりストーリーとしてスッと頭に入ってくる感じではありませんでしたので映像だと理解しやすいかな、という期待を持って観にいきました。
期待通りとても分かりやすく最後には伏線を回収できてとてもスッキリした気持ちで映画館を後にしました。(それでもあそこが気になる、と複数回観ましたが)
原作にはないPETEの存在もどうなんだろう?と少し不安だったのですがこれまた
ストーリーを進めていく上で不可欠だったなと思いますしクスっと笑えるシーンもあってとても良い味を出しています。
時代設定も秀逸で過去の映像は懐かしい想いで観る事ができ(敢えて事実と違う部分もあり)近未来では本当にこうなってるかも?と思わせるワクワク感がありました。
そして何よりラストシーンのサプライズは原作とは違った角度から描かれているのですが本当に美しく清々しい気持ちになれ、観終わったらまた直ぐに観たくなる、そんな映画です。(実際既に5回観ました)
さらば長き眠り
最近やたらと若いイケメンと女子を主役にした映画が多いのは、それだけ観客のニーズがあるのだろう(少女マンガの原作多し)。「夏への扉」は結構思い入れのある小説で、映画化と聞いて気になってはいたが、日本映画?という時点でかなり危惧していた。これは明らかにキャスティング先行の企画と思われる。前述の若者向け恋愛映画に極力寄せていて、小説の読後感とは完全に別物だった。
原作の主人公のイメージから山崎賢人は誰も思いつかないし、璃子の元になっているリッキィは小説では11歳である。そもそもリッキィは重要なキャラクターではあるが、終盤まで登場しない(例の修羅場の際には、ガールスカウトのキャンプに行っていて不在)。これはロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」よろしく、少女が恋愛対象となる年齢まで追いつく物語なのである。ただそのあたりは世情的になかなか難しい面もあるので、最初から女子高生というギリギリ恋愛要素を加味できる年齢にして、甘々のベールで包んでみたと推察する。
「夏への扉」は1957年に出版され、小説の舞台は1970年という“未来”で、30年後の2000年へ冷凍睡眠で旅立つ。小説では1970年に実現している家事ロボットや冷凍睡眠は現実には未だに存在せず、あるのはルンバぐらいだ。映画では設定を四半世紀シフトさせ、冷凍睡眠の目覚めを2025年に変えたわけだが、今から4年後にあんなヒューマノイドが闊歩しているとはとても思えないな。
過去へのタイムトラベルにヒューマノイドが同行するのは映画独自の展開で、あの藤木直人ヒューマノイドがそのまま30年後に連続しているとなると、因果律が破綻する(いつ作られたのか?)。「A.I.」のジュード・ロウの線を狙ったのかもしれないが、違和感しかない(人工物なのに老けている)。
ミスチルやLiSAなどの使い方も下世話で、こういった映画作りが受け入れやすいのだとしたら、とても残念だ。
p.s.昔、何代か前に飼っていた猫に、“ピート”と名づけていました。
えーっと、
と思っている間に1995年に戻り、予定をこなし、また2025年に戻っていました。
あの白石という女性の人物造形が浅はかな気がしたし、伏線が伏線としてではなくばっちり見えちゃってたのが乗り切れない一因でしょうか。
しかし藤木直人氏のロボット動作はすごく良く研究されていたし、猫も可愛かったしで、なんとなく星を下げれず3つで。
過去から未来へ そして未来から過去へ
山崎賢人 清原果耶 主演
ようやく1年待って見れることにとても嬉しかったです。
1995年から2025年の2つでストーリーが繋がる物語です
つまり 過去から未来へ 未来から過去へ
タイムマシーンみたいな感じです
僕も意味が分からなかったのですが 途中から何となくわかってきて
最後は ハッピーエンドでよかったです
それではストーリーを説明します
ロボット開発に関わる高倉宗一郎 と 娘の璃子 二人は別々の家で
過ごしてましたが
裏切り そして悲しみ の先に待ち受けてたのは30年後の世界
娘を失い 再び辛さが増える宗一郎に ヒューマノイドロボット ピート と 共に
30年を超えた復讐が始まります
娘を助けるために 果たして宗一郎の運命は
最後は 僕自身の開設をしたいと思います
主演の山崎賢人は演技力と役を作るために主人公としてどうやって立ち向かうか
そして 娘を助け出す方法 と 謎を解き明かす 様々な挑戦が
とても素晴らしかったです
最後の娘と再会シーンはとても感動しました
清原果耶も 主人公を支え合う そして 辛い過去を持ちながらも
最後は成長してゆき再会を果たします
僕は2人の絆と団結がとても良いなーっと思いました
まだ見ていない方は ぜひ見てください
有名原作を日本風に上手く作り変えた佳作
冷凍睡眠+タイムトラベルも画期的だと思います。
ただ、展開に驚きがあまりなかったです。
黒幕の正体や、璃子も冷凍睡眠してるだろう展開はすぐに予想できたので、SFのどんでん返し的なカタルシスは少なかったです。
全体的にはロバート・A・ハインラインの有名原作SF小説を、上手く現代日本風にアレンジしていると思いました。
大規模な恋愛映画
恋愛映画のジャンルは絶対観たいので、キャスト的にも監督的にも大変期待をしておりました。
しかし、タイムスリップしたあたりから全く分からなくなりました。少し前にタイムスリップする系の連ドラを見た時は、本人が2人いるということはなく納得して観ましたが、こちらの映画はそこの所が大変不思議で、再びコールドスリープし眠りから覚めた時には猫ちゃんもいて、正直展開に着いて行けてませんでした。
最後はハッピーエンドで良かったといえば良かったですし、悪い人には天罰がくだる所も好きな展開なのですが、スケールはここまで大きくなくて良いから、甘い甘い場面がある恋愛映画がやっぱり好きです。
テンポ良い
テンポ良く進んで行き、最後まで楽しめました。
ただ、テンポが良い分、ラブストーリー感は薄くなっている気がしました。
音楽や抱きしめた時の光の当て方なんかは、三木監督のラブストーリーって感じは有ったかな。
あと、ロボピートと受付ヒューマノイドのラブストーリーは、見てみたいと思っちゃった。
だって、ピートが凄く応援したくなるキャラなんですもの。
それから、興味深かったのはパンフレット。
折り返しになったページに、ネタバレのタイムラインが有る親切設計。
これ、三木監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のパンフレットにも有ったんですよね。
監督の優しさでしょうか。
山崎賢人、お主はなぜ老けぬ?
テンポ良く伏線を回収していき、全てが繋がった所で頭
を抱えた。
また起承転結が分かりやすく、ストーリーも面白い作品であった。
ただ、タイムリープはTENETと似ている部分があったかな。
テレビドラマ向きと思います。
ハイラインの名作「夏への扉」(私の書架にもランク上位で収納)の日本語版ですが、変な意訳をせずに、素直に舞台を変更しただけなので、スッキリとした映画になっています。それもそのはず、元々舞台劇だったようです。
さて、ストーリーの骨格は元祖とも言える「タイムマシンもの」。過去に戻ってほにゃららら、なんだけど、よくあるパラドックスはあまり関係ありません。いわば、過去に戻ることも、時間軸としての決定づけられた行為という訳です。そこに作品発表当時話題になっていた冷凍保存技術によって、本人の主観では一瞬の間に未来に行くことができる事で、行ったり来たりを可能にしているのです。当時のSFでは、主要なアイデアはひとつかふたつなのです。
映画はとてもスッキリとした作品です。
だから、パラドックスものにありがちなハラハラ感はないですね。
ハリウッド映画なら、派手なアクションやスパイ、裏切り、恋愛などをもっと強調すると思います。そういうことは一切ありませんから、この方面で期待をしては行けません(笑)
山﨑賢人くんは、いつもの声を押し潰したような叫びはしなかったので、自然体に感じました。さすがのイケメン、好演。
璃子役(リッキー)清原果耶さんは、高校生の役でしたが、中学生役なら中学生に高校生役なら高校生に見えるので不思議な女優さんです。涙を目に溜めての演技が素晴らしい。
藤木直人さんは、アンドロイドの役でしたが、無機質な感じを上手く演じていました。もう、アンドロイドにしか見えない。でも、次第に人間らしくなるところが節度があっていい演技でした。
夏菜は巨乳すぎ(笑)
ピート(猫)は誰かが話しかけると、大きな目でそちらを見るので、とても可愛い。
全体的には、映画よりもテレビドラマの方が合っていると思いましたね。理由は映画的スケール感があまり感じられず、少々お金をかけたドラマという感じです。Netflixのドラマだったらもっとスケール感を出してくると思います。これが演出のせいかどうかはわかりませんが。
もう一人の宗一郎は?
back to the futureとターミネーターに似てるなぁと思いながら観ました。
面白かったです。
他の人のレビューから原作同じらしいこと知りました。
back to the futureとの違いでコールドスリープで30年後に帰って来ますが、もう一人の強制的にコールドスリープさせられた方の宗一郎はどうなったのでしょうか?
過去を変えに行く無限ループに入るのでしょうか?
現代に二人居る状況が続くのでしょうか?
BTFの考え方はわかりやすかったので、どうしても引っかかります。
猫の名前が、FMラジオのピートの不思議なガレージと同じなのも何かあるのかなと深読みしちゃいました。
映画単体としたら甘く見ても★★★くらいだと思うが、どうしても原作と比べて観ていると原作のプラシーボ効果(?)であと★一つ半くらい上げたくなってしまった。
(原作既読)①ハリウッドも映画化していないロバート・A・ハインラインの名作中の名作を日本が映画化⁉️大丈夫かいな、と興味半分・不安半分で観に行きました。②現在のハリウッド映画等と見比べるとどうしてもチープ感が漂う研究所セットや未来世界セットではあるが、かえって原作のアナログ感が味方してこれはこれで良いようにも思う。ただ、ドラマ部分の家やオフィス等の空間のやっぱりチープ感と言うかリアリティの乏しさは如何ともし難い。③2時間ちょっとの間で30年後に行ってまた30年前に戻ってまた30年後に行かねばならないので、それを考えれば脚色はよく纏めている方だと思う。かなりはしょっているし、強引なご都合主義が所々に出てくるのは仕方ないが、藤木直人扮する原作にないピート3というロボキャラを登場させたことで上手くそのあたりは処理出来ている。ただまんまと罠に掛けられほぼ全てを失った主人公のショック・悔しさ・絶望感は演出・演技とも描写不足でコールドスリープから目覚めたあとの主人公の行動の動機がいまいち説得力がない。原作を読んでいるから理解できる部分多し。⑥主人公を籠落する悪女が夏菜なのは美貌と色気が足らん!と思ったが、30年後にブーちゃんメイクをすることを考えれば他の美人女優が尻込みするのもわかるような気がする。⑦いまや日本映画の若き逸材清原果椰がヒロインなので原作より登場回数がかなり多い。でも一番安心して見ていられるんだよね。ラスト、セリフは無いが27歳になった女性の佇まいを見事醸し出している。⑧猫好きとしては猫のピートにももう少し活躍してほしかったなぁ。⑨高梨臨は朝ドラ「花子とアン」以来の再見だかずいぶん落ち着いた女優になった。
もっとドキドキしたかった…。
序盤の悪役を演じる夏菜さんの演出がステレオタイプに感じられて少し不安になりました。裏切られて酒を煽る山崎賢人くんなど。
猫のピートやミスチルのCROSS ROADももっと効果的に映画的に美味しく配置出来なかったのかな?山崎賢人くんがもっと天才と思える見せ方やアンドロイドの想像を裏切る活躍などもっと面白く出来たような…観ながら少しモヤモヤ。
徐々に真実が明かされても、そこに特別な驚きや興奮を感じることが出来なかったのも残念。マーベルなどの徹底的に練られた脚本によるど派手で分かりやすいドキドキ演出を観過ぎてるせい?
個人的には岩井俊二監督の「夏への扉」が観てみたいと思いました。
想像していたような恋愛物ではありませんでした。
猫ちゃんがキーポイントとなるもっと恋愛系のタイムパラドックス物かと思いきや、発明に関する裏切りの陰謀劇なのね。
ということもあり 君のいる未来へ、というサブタイトルもなんかしっくりきませんな。
前半の夏菜は、かなり色っぽかったです。
途中、ドグ博士と同じノリのところもありました。
タイムパラドックス物は、どうしてもストーリーに矛盾が生じてしまい本作もそうなりますが、深くは考えないことにしましょう。
ちょっと。。。
ひどい作品wまず1995年からの2025年へのゴールドスリープに大変違和感。そこは、変えても良かったかとw特に夏菜さんの人差し指リングが1995年には流行ってなかったからすげー目につきましたwまぁアークと比較したらまだ良かったレベルw監督、脚本家さんには細かい部分まで気遣ってほしい。山崎賢人さんの演技が台無しになる作品w
意外と(想定以上に)良かったです🈵
原作を読みましたが、ちょっと難しくてよく理解できなかったんですが、映画はわかりやすい脚本にしてあったのか、とても良かったです😊
SF映画というより、ファンタジー恋愛映画として観ると、なかなかよくできた物語ですね😋
時間軸やストーリーの論理的整合性を深く追求する人にはオススメしませんが、そうでなければ、十分楽しめる映画かと思います😄
冷凍睡眠…こんなことできたらおもしろいけど、30年も時差のある社会でどうやって一人で生きていくんだろう⁉️
こんなことは深く考えない‼️
タイムスリップ…30年前に戻れば、その時の自分と一体化するはずなのに、どうしてもう一人の自分と出会うのだろう⁉️
こんなことも深く考えない‼️
いずれにせよ、あまり論理的整合性は深く考えないで、映画のストーリーにどっぷりと浸って、サスペンス映画のように、この先どうなるんだろうと思って鑑賞すれば、なかなか面白い作品だと思います(^-^)/
後半は、グッときて感動しました🈵
めんどくせぇ笑
2月公開予定でしたが、コロ助のせいで延期し、ようやく公開。大好きな女優の清原果耶さんが出演ということで、ウッキウキしながら鑑賞。
真っ直ぐな純愛、適度なSF性(すこしふしぎな)、バディもの。どこをとっても、面白いものに仕上がっていました。
自分は1995年という時代は知らないので、そこんところ時代設定はイマイチ分かりません。携帯が大きいなくらいです。2025年の設定はかなり飛躍してるなーと思いました。紙幣は紙くず同然って…渋沢栄一5年も活躍できないのか…という哀しみがホロリ
宗一郎属する会社の暗躍により、宗一郎はコールドスリープ状態にさせられますが、30年後の世界に一気にタイムスリップします。そこで出会うポンコツヒューマノイド"ピート"彼とのバディストーリーも面白かったです。ポンコツが故に感情があり、嫌味を垂らしたり、ボケたりととても愛嬌があってよかったです。
中盤全てが明かされる時間転送装置にて、2025年から1995年に再び戻ります。ここから2025年時代に起きた謎を全て解決していきます。この解決部分がとてもスピーディーかつ見やすく、とても分かりやすいものでした。絶望が一転、希望に変わる瞬間はとても気持ちいいです。
全てを解決し、1995年に託し、再び眠りにつく宗一郎が2025年に再び戻り、ピートとピートに出会い、2005年に璃子もコールドスリープで眠りにつき、2人は27歳の体で再会し、映画は幕を閉じます。
くどくなく、様々な要素を魅せてくれてとても濃密な時間を過ごせました。挿入歌、主題歌も共に素晴らしいです。個人的着眼点として、濱津さんと野間口さんが出ていて感動しました。
鑑賞日 6/26
鑑賞時間 16:15〜18:25
座席 L-5
味付けと割り切り
時間系(と打って変換したら痔関係と出た)の名作は多々あれど、本家的なところに手を出して海外で失笑を買う作りにならなければな、と心配していた。いろいろ欠点もあるのだが、自分的には満足することができた。
ハインラインの原作は読んでなくて、つい先日Kindleで半額になったのを読み始めたところ。完読していないが冒頭の婚約者に嵌められるところはわかっていたので、全く知らずに見たとしたらどうだったかな。
主人公とヒロインの関係は日本ドラマ風にアレンジしてあって、どちらも好きな俳優である山﨑賢人と清原果耶にもマッチしていた。二人の年齢差が最後にはまる綺麗なピースになっていて、ここは原作通りなのか映画オリジナルなのかわからないが一番すっきりしたところ。
山﨑賢人は超男前だが素直で真面目な理系の役も過不足なく演じている。清原果耶はすでに誰もが認めるうまさをここでも発揮していてヒロイン感も十分。もともと目をつけていたんだけど、お年頃になってきたので、若者恋愛もののヒロインなんかもやってしまうのかなあ。ちょっとやだなあ。
(雑談:今の朝ドラは最初から清原果耶のアップでの顔芸に頼り過ぎ。こんなところで口をもごもごさせたり目玉をきょろきょろさせるキムタクみたいな小技を定着させてはいけない。そもそも彼女はアップじゃなくても語れる、どちらかといえば草彅剛派で育ててほしい!)
ちょっと気になったのはワル夏菜の過剰演技。この映画の質からしたらもう少し抑えてくれた方がより怖くなったのでは。良い夏菜のところはうまかったのにな。トモロヲ博士も過剰なんだけどオマージュ要素と割り切るか。。。
未来から戻ってきたところで拾われたのが超いい人達で、これが偶然か必然かというところが萌え萌えポイントですかね。あとピートⅡはピートⅢを使っちゃってるんだろうなと、ここはターミネーターループすね。
冒頭のニュースなどで今の世界と違う世界であることを示してるのは今までの日本SFで気を付けていなかったところで、ここはうまいなと自分も思いました。
あと、95年の象徴的に「MDにミスチル」を使ってるんだけど、どうせ長年活躍しているミスチルを使うなら2025年でも活躍してるシーンを入れてほしかったなあ。 なんて。
時空を超えた恋
普通の恋愛ではなく、時空を超えた壮絶な恋愛映画である。
主人公の山崎賢人は仲間から裏切られ、自分の大切なロボットも奪われる。さらには、冷凍睡眠で30年後の世界へ行くが、そこには大切な存在だったリコもいない。最悪すぎるスタートで冒頭は進む。
ここから時空を超えた主人公の闘いが始まるわけだが、正直ストーリー展開は少し読めてしまう。しかし、飽きさせない。リコと、同じ日に、30年越しの再会を果たしたシーンを見たときは、不思議な感覚を抱いた。そこからまた30年の別れが来る切なさ。もう少し、山崎賢人側のリコへの想いみたいなところを描写していれば、より良かったのではないだろうか?
ストーリー設定は良かったものの、展開が読めてしまうのと、登場人物の描写が手薄に感じたので、面白さはやや微妙。ただ、出演者陣の演技力や、監督(この人の作品、エモくて好き)の手腕もあり、ふつうよりやや面白いにチェックをつけました。
猫 ヒロイン かわいい 惜しい作品
前半のテンポが異常に悪く間延びしているのが残念。
つかみで主人公のキャラ立てに失敗しているのが感情移入しにくい原因か。
猫 ヒロイン その他役者のキャスティングがとても良いのですごく惜しいかんじでした。
劇中ミスチル押しだったのにエンディングで唐突にlisaは違和感バリバリでした。そこはミスチルでしょと。
全46件中、21~40件目を表示