「好きが講じて犯罪に・・」ファナティック ハリウッドの狂愛者 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
好きが講じて犯罪に・・
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Fanaticとは「狂信者」まさに主人公のムース(ジョン・トラボルタ)がカルト映画スターのハンター・ダンバー(デボン・サワ)に入れ込む異常なほどの熱狂ぶりを称しています。ジョン・トラボルタは本作でゴールデンラズベリーの最低主演男優賞に選ばれました。なんで、こんな最低ストーカー役を引き受けたのでしょうかね。
本作は原案・共同脚本・共同製作・監督のフレッド・ダーストがボーカルを務めていたバンド、リンプ・ビズキットのファンが彼をストーカーした実話にインスパイアされたそうで、ムースの服装(アロハシャツ、ショートパンツ、そしてちょっとダサいスニーカー)は、ダーストのストーカーがいつも着ていた服をモデルにしているそうだ。
家政婦が死んだのは半ば事故だったとしても不法侵入、縛り上げは明白な犯罪だし、スターへの熱愛というより自己満足の為の行為なので共感、同情の余地はありませんでした。妙な映画を撮ったものです・・。
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