「トラ爺さんの怪演だけは面白かったけど…」ファナティック ハリウッドの狂愛者 たわしそふとさんの映画レビュー(感想・評価)
トラ爺さんの怪演だけは面白かったけど…
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あのトラボルタがこういう役をやった、という話題性はあるけど
単に、精神異常者である熱狂的なファン、という演技なだけになってる。
現実感がなさ過ぎて、ホラーにもドラマにもなっていませんでした。
もっと、どこにでもいる普通のファンが、偶然にも恵まれてどんどんエスカレートしてストーカー化していくような筋書きがよかったんじゃないかな? うん、主演はジム・キャリーでいいよ。
とにかく全体に嘘っぽすぎだね。 最悪なのは設定。
有名な俳優が自宅に何の防犯対策もしてない、って、あり得なさすぎでしょう?
百歩譲ってそうだったとしても、ストーカーを意識したら、さすがに何かしら対策するんじゃね?
それと展開ね。
俳優は前の家政婦に手を出したのがバレて妻とは別居中、って伏線。
今の家政婦にも気があるけど、まだ発展はしてないっていう伏線。
えー? 伏線だけで終わっちゃうの?、っていう、斬新なノー展開。
ムースが、事故とはいえ家政婦殺しちゃったというのに、すぐに忘れちゃうの?
家政婦が休暇取るとかの伏線もなしに突然いなくなっても、俳優さんは全く平気?
庭の死体には、誰もまったく気が付かないの?(これはみんな120%同感だよね)
やっと警察が見つけて、俳優が殺ったことになっちゃいました、って、無理過ぎない?
最期にムースがトボトボ街中を徘徊するシーン、手の指四本吹っ飛ばされて、眼玉片っぽナイフで刺されたっていうのに、なぜかほぼ普通に歩けちゃう。 …出血少量過ぎじゃないの?
天使のような(イラスト表現あり)女友達が偶然に見つけてくれて、めでたしめでたし。…おいっ!!
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