「【”ファンをもっと大切に!””I am not stalker !” 前髪坊っちゃんのジョン・トラボルタがハリウッドスターに激しく迫るダーク・スリラー・コメディ。】」ファナティック ハリウッドの狂愛者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ファンをもっと大切に!””I am not stalker !” 前髪坊っちゃんのジョン・トラボルタがハリウッドスターに激しく迫るダーク・スリラー・コメディ。】
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ームース(ジョン・トラボルタ)は小さな頃から、母親の浮気をヘッドフォンをして映画を観ることでやり過ごして来た・・。その結果、彼は大人になり切れない映画スターに憧れる、かなりイタイ映画オタクに・・-
■印象的なシーン
・ムースの喋り方、思考、嗜好・・
お姉っぽい言葉使い、子供としか思えない短絡的で同じことを繰り返す行動、ストロベリー系の飲み物が好き・・。
-どう見ても、精神的に破綻しかけている中年男である。だが、根っこは善良な人間だという事が分かる。彼の唯一の親友アナや映画グッズ販売の店主も彼を大切にしている・・。ー
・ムースは偏愛するハリウッド・スター、ハンター・ダンパーのサイン会でわざわざ買ったジャケットと彼の本にサインをしてもらう列に並んでいたが・・、”邪魔”が入って貰えず、わざわざ彼を追いかけてサインを貰おうとするが・・。
アナがハリウッド・スターの住居が分かるアプリをムースに紹介したことで、彼はハンター・ダンパーの家にまで押し掛ける。
ー”ヒーローには近づくな・・。本当の姿が分かるから・・”
という言葉が印象的である。
サイン位、ファンには、キチンとしてあげないと大変なことになるよ・・。あんなアプリがあるのかな?-
・で、その通りになる・・。
可哀そうなのは、ハンターが目を付けていたメイドさん。不慮の事故により、(原因はムースなのだが・・)亡くなってしまう・・。
<ハリウッド・スターの傲慢さ、驕りを糾弾したかのようなラストが印象的な作品。ジョン・トラボルタの怪演とメイクも印象的である作品でもある。
(ゴールデン・ラズベリー賞最低主演男優賞は、誇っていいと思うぞ!、私は。)>
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