「「最強のふたり」が好きだったあなたも、そうでない方もぜひ!」スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
「最強のふたり」が好きだったあなたも、そうでない方もぜひ!
邦題(副題の方)がかなりイマイチで映画ポスターもなんか。。。同じくイマイチで(すみません)
うーーーむ、観よっかな?どうしよっかな?と迷いながらも鑑賞。
私、映画の情報を事前にあまり調べないので、見終わった後に
「最強のふたり」と同じ監督だったことを知り、ポンっと膝を叩きました。
そして、見逃さなかった自分を褒めました。
「観てよかった!大正解!」
ユーモアがいい塩梅で散りばめられている緩急の見事さ。
空気が重くなるであろうテーマを扱っているにも関わらず、
この軽やかでしなやかな印象を残すのは見事としか言いようが
ありません。
でもしっかりと事実を伝えることはできている。
それもきっと虚飾なく。綺麗ゴトを陳列していないからこそ感じるんだと
思います。
だからこそ、真に迫る映画ですし、メインの2人の役者さんが本当にその団体を率いている
のではないか?さえ思ってしまいます。
僕の大好きなシーンは、団体を牽引する二人にフォーカスして短時間、仕事を離れた時間を描いているところです。
会ったことも話したこともないですが、尊敬者リストに入りました。
いや、入れさせていただきました。
生き様、見事です。
信念って、見えない力の中で「最強」だと思いました。
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