「高橋英樹がゲスト参加すれば良かったのになぁ・・・」ライアー×ライアー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
高橋英樹がゲスト参加すれば良かったのになぁ・・・
オッサン的には“ストーンズ”と言えばローリング・ストーンズだと思うのですが、まさか6つの音たちと書いてストーンズと読むことにショックを受けた。多分、今街頭アンケートをとるとジャニーズのこのグループのほうが認知度が高くなっている気がする・・・時代だなぁ。しみじみ。
などとロック好きのおっさんは悲しくなるのですが、松村北斗くん、たしかにイケメン・・・だけど、ほとんど喋らないじゃん!という前半部分。セフレも10数人いるとかで、ちょっと引いてしまいがちだけど、本当は違うんだろうと流れが教えてくれる。対する森七菜ちゃんは今や超売れっ子で、映画もそうだけど、TVのバラエティとかあちこちに登場している。
何と言っても小学生から大学生まで!幅広い年齢のキャラを演じていても違和感のない大女優の片鱗をも見せてくれる。そして顔芸もできる表情の豊かさは広瀬すず、浜辺美波にも負けず劣らず。オッサン的には森七菜を見るための映画だったかと思います。
基本はラブコメ!だから笑えるポイントが出来を左右する。さすがに城のポスターを貼りまくった湊の部屋やエクアドルには笑えるし、日本史研究といいつつ、バラエティ豊かなサークルは面白かった。『思い思われふりふられ』をコメディにしたような設定で、「実は・・・」と互いに嘘をつきあってた内容。ただ、軽快な前半に比べ、後半はダラダラしすぎただろうか。さらにそれを覆すかのようにエンドロール中で走馬灯のように物語は進む。城好きになったきっかけも知りたかったし、痩せこけてエクアドルの旅行雑誌を持っているというカットも後から考えると不自然だったかな。
コメントする