劇場公開日 2020年10月16日

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スパイの妻 劇場版のレビュー・感想・評価

全282件中、241~260件目を表示

1.5定義

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

138本目。
箔がついた状態で観るのは好きじゃない。
色眼鏡で観てしまいそうで。
スパイの定義は分からないけど、まぁスパイなんだろう。
ぽくないけど。
演技、演出が昼ドラみたい。
安っぽく感じてしまう。
戦前に育ってないから、何とも言えないけど、何かそうしちゃうよね。

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ひで

3.5脚本が『シッパイの妻』

2020年10月18日
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シネマディクト

0.5裏切られた

2020年10月18日
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酷い映画だった。
期待が大きかっただけに裏切られた感が絶大!
今年観た中では「事故物件」を下回る最低作品だ。

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オッサン

4.5劇中も鑑賞後も「お見事!」と言わざるを得ない作品

2020年10月18日
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 「ロマンスドール」とは何だったのか…と問い詰めたくたる蒼井優×高橋一生の最高の愛の形でした。素晴らしかったです。

 まず、予告編の作り方がある意味スパイというか、こちらをだましている感じがして、鑑賞後「お見事でした!」(劇中に蒼井優が言うセリフです)と言わざるを得ないプロモーションだったと思います。

 要は、スパイである部分、国家秘密を知ってしまってそれをどうするかというのはある意味付属品であって、本質的には「この夫婦愛を認められるか」という作品だと思いました。

 高橋一生さん演じる夫は「君には嘘をつけない身体になっている」「だからその質問には答えられない」「この話は終わりだ」というはぐらかし方をしつつ、実際は妻を巻き込みたくないのか、それとも妻をそもそも愛していなくて、ある意味重い愛に辟易しているのか、観る側に解釈を委ねる絶妙なバランス。ドラマ「カルテット」や「僕らは奇跡でできている」など、飄々とした佇まいで、理屈が通っているのやら通っていないやら微妙な長セリフを言わせたらもう鉄板でしょう。素晴らしい演技だと思いました。

 蒼井優さん演じる妻は、夫が国家秘密を知っているのでは、売国奴と罵られるのではという不安に苛まれ、「夫を信じている」と言いつつも、どこか信じられず自分の目で真実を確かめようとする、弱くて強い妻を、どこか儚げに演じられていました。新作出るたびに思いますが、本当に演技がすごい。こんな演技を見てたら、真の愛情表現をされても心底そう思っているの?と疑念を持ってしまうなと僕が山里亮太さんだったら思います(笑)

 結局、国家秘密を見て見ぬ振りができなくなった夫妻の様子から、あなたならどうする?そしてこの夫の判断、妻の判断をどう考える?と、こちらに考えさせる余白を与えつつ、実際に戦争は進んでいってしまったというノンフィクションを重ねて、結末に重みをもたせるという本当に優れた映画だと思いました。 クライマックス付近で蒼井優さん演じる妻から発せられる「私は狂ってないんです。でもこれが狂っているのかもしれません。この国では。」というセリフの真意と、海辺で打ちひしがれる泣きの演技に打ちひしがれ、エンドロール前のテロップで『いやあ・・・・そうだよね・・・・』とがっくり来る感じ。いい映画体験でしたよ。

 あと、これは蛇足ですが、憲兵という権力を使って実質不倫調査に勤しむ東出昌大さんも最高でした。これは実生活と切り離して観ろと言われても無理です。逆にこういう見方をすることで、深みが増してしまうわけです。

 演出も、黒澤明監督らしい、長回し・長セリフが絶妙に効いていました。特に長セリフ中、演者の顔を正面からとらえるカットが極端に少なく、画面外からか背中だけ映すのが多いのが良かった。その背中は希望を示しているのが絶望を示しているのか、能動的に楽しめる工夫が至る所にされているのが良かったです。せりふ回しも、当時っぽくもあり現代にアップデートされてるところもあり、間口の広さを感じさせました。

 何度も見返したくなる作品だし、ラスト10分のパワーに何度でも打ちひしがれたい、最高の映画でした。ベネチア国際映画祭の銀獅子賞獲得、おめでとうございます!

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わたろー

3.5蒼井優さんお見事でした…

2020年10月18日
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想像していたような話ではなく、最後になってやっとタイトルの意味を理解した。
蒼井優の演技力を堪能する映画だと思った。
途中で言うセリフ「お見事!」まさにそれだった。蒼井優の演技が。
昔の映画に出てくる女優さんの話し方をしていて、それがすごくはまってた。
でもやっぱりちょっとテレビっぽい映像だった…

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mamecororin

3.0お金を払う人たちを舐めた所業。NHKの企業体質が浮き彫りになる映画でした。

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

単発のテレビドラマを映画館で公開したようです。

NHKの作ったテレビ用のドラマらしく、さもありなんと思いましたが、お金が掛かっていないことがまる見えの映画で、タダならともかく、客から入場料を取れるような出来ばえではありませんでした。

収穫は憲兵隊長を演じる東出昌大。
もともとセリフ棒読み系だった俳優ですが、本作ではセリフもこなれ、感情の揺れ動きも演じ分けられていて、成長と努力が良く分かり、立場に揺れ動く役柄を上手く演じていました。

とはいえ、戦争にまつわる出来事を適当にそれっぽく散りばめただけの作品に過ぎず、主人公の心の動きも描かれておらず、茶の間の小さいテレビで流し観るならそれなりに評価されたかも知れませんが、金を払って観に行った人間の満足は到底得ることができない作品としか思えませんでした。

白いスクリーンで囲まれた市電のセットとか、白いだけの事務所の窓の外とか、今どきの映画のレベルには到底及ばないものであり、テレビで放送して制作費のモトは取れているはずの映画なのですから、あえて有料でスクリーン公開する以上は、せめて市電の窓から見た市街とか、オフィスの窓から見える港の町並みとか、神戸から出帆する旅客船の威容とか、そういうものをCGで再現するぐらいのことをしてもバチは当たらないのではないかと、残念でなりませんでした。

一言で言うと、観客を舐めるなよ、と。

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お水汲み当番

4.5信念

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

夫は正義で行動しますが、妻を突き動かしたのは夫への愛です。一度は疑った夫を信じると決心し、夫の為なら全てを犠牲にしてもかまいません。
蒼井優さんが、「私、少しも狂っておりませんの」と言ってほほ笑んだ表情が凄みがあって、美しくもあり、恐ろしくもありました。
映像は美しく、話も二転三転して面白い、お勧めです。

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ゆり。

3.5印象的な場面はすべて予告編がすべて

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

高橋一生さん、蒼井優さんの演技は圧巻で素晴らしかったです。
「狂っていないことが狂っている、この国では」のセリフが印象に残っています。
自分が狂っているのか、世間が狂っているのか。
あの時代に生まれていたら、私はどんな生き方をしていたのか。
ただ、映画の方はと言いますと印象的な場面や言動はすべて予告編がすべてのような気がしました。

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MiMa

3.5穏やかさにある緊張感

2020年10月18日
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 NHKのドラマだけあって、奇抜な盛り上がりや音楽演出は控えめで、穏やかなタッチで触れていく展開はどこか安心感を覚えながらも、終始緊張感を保ち続ける絶妙な造りになっていると感じました。安定感あるトーンのおかげで物語にじっくりと没頭することができ、感情移入もしやすくなっているため映画のテーマ性と上手く相まっていい感じの持ち味になったのではないでしょうか。夫婦それぞれの想いや感情に含みを持たせ、奥行きを広げていることで映画の面白さを高めています。
 しかしながら、重要となりうるセリフやシーンにおいて盛り上がりが欠けていたのも事実なので、そこは少し拍子抜けというか、惜しいと感じる所がありました。でもまあ、この穏やかなトーンは個人的にかなり好きなので、あまり気にならずに楽しむことが出来ました。

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D.one

4.0蒼井優さんに魅入る!

2020年10月18日
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蒼井優さんのお芝居を久しぶりに観た。

やっぱり凄い人。
こんな昭和マダムが本当にいたんだろうなというリアルな世界観を帯びていた。
後半の真実を突きつけられた瞬間の狂気的な
雄叫びは圧巻。

高橋一生さんにも、台詞のない顔演技だけでも
引き込まれた。
東出さんも凄くかっこよかったです。。。
凛としていた。

第二次世界大戦というテーマがベースにあって
改めて色々考えさせられるんだけど
アートを観たあとのような
エレガントな映画でした。

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ZUNKO

4.5お見事!画が素晴らしく、映画を見たなという充足感

2020年10月17日
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お見事!君に嘘をつくようにはできていないのだから --- 敵を騙すにはまず味方から。久しぶりに、あぁ"映画"見たなという充足感に満たされた。どの画を切り取っても素晴らしく決まっていて、意味が伝わってくるよう。例えば作中でも言及されている溝口健二のように距離のあるカメラワークで、とにかく動き回る演者を捉える。画作りが極上、見せ方がうますぎる。役者陣(言わずもがな主役二人)に、例えば衣装(優作の着ていた洋装すべてほしい)、美術、照明、撮影といったスタッフの才能と尽力・連携、そして何より黒沢清監督の新たな傑作誕生。NHK得意の歴史モノと4K/8Kといった技術革新を持ってして、自身にとって新たなジャンルに挑む監督の本気を見た。
役者・蒼井優 × 高橋一生のスゴさ。蒼井優は言わずもがな圧巻に、裏表なく健気な妻像を演じながら、夫の秘密を知り葛藤しつつも夫にこれほどにかと一途な様 = 愛を体現する。おかげで僕たちは、(会話シーンで切返さず)話し手でなく聞き手の反応を映すという鏡の役割を果たす方法も相俟って、巻き込まれる側である妻が主人公であることの意味・意義を感じ取ることができる。ものすごく惹き込まれた、魅せられた。例えば話の筋だけ追いかけるなら普通、夫・優作パートをメインに据える方が簡単だろう。敵対する東出昌大が適材適所に国家の犬として分かりやすく全力の薄気味悪さ(小物感?)を出すのに対し、高橋一生は裏で何を考えているのか分からず、底の見えぬ多面性と、そうしてでも成し遂げねばならないという意志の強さを丁寧に出している気がして恐れ入った。自分のことだけを考え行動する妻すらも(語弊を恐れずに言ってしまえば)目的を果たすための手段・道具にように使うのか?それとも…

万死に値する

P.S. 念の為書いておくと、一生必殺の顔をクシャッとしたキラースマイルも何度か見られますよ!にしても甥かわいそう

今年映画館鑑賞57本目たぶん

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とぽとぽ

4.0映画好きには堪らない逸品

2020年10月17日
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鑑賞方法:映画館

太平洋戦争開戦間近の神戸を舞台に、期せずして軍の機密を知ってしまった貿易商夫妻。ハイカラで上流階級の高橋一生と蒼井優のセリフ回し、衣装、立ち振舞いがクラシカルで、その時代や人物像の雰囲気を存分に出している。憲兵隊長の東出昌大もいい味。
黒沢作品初の歴史物とのことだが、ミステリアスなサスペンスにぴったりの設定で、本領を発揮している。
スケール感は不足しているものの、神戸市街のセットをはじめとした美術、陰影を強調した照明が見事で、アップ、ロング、切り返しなど、流麗な演出が堪能できる。
過去の映画の引用を含めて、とにかく映画好きには堪らない逸品。
フィルムのトリックは、まさしく「お見事」。

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山の手ロック

2.5あの時、日本の全おじさんは心の中で叫びました。

2020年10月17日
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bloodtrail

3.5蒼井優に大女優の風格

2020年10月17日
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Scott

4.0蒼井優さん、高橋一生さんの名演技

2020年10月17日
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ベネチア国際映画祭 監督賞で話題のこの作品。入場制限解除の土曜日は久々の満席の光景。映画は蒼井優さん、高橋一生さんの名演技と物語の秀逸さは期待通り。でも観終わった後、衝撃と「これって実話???」とNHK配信ってことが眉唾で帰宅後にネットで検索。たしかに関東軍防疫給水部本部に731部隊論争の疑いがあるらしいが事実の実態は解明されてはいない。歴史は勝利者の語り継がれるもの。基本フィクションとしてとらえるのが映画の楽しみ方とすれば十分に楽しめる映画であることは間違いない

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myaa1969

1.0シンプルに…

2020年10月17日
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率直に、面白くなかった。。好み、年齢の問題かもですが。
このカット必要なのかな?(特にthe戦争みたいなもの)
と思うものが多々あり、その分内容が薄くなった印象。スパイ=騙したい、のみだったら不要だよなぁー、と。

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TM

5.0日本の商業映画に喝

2020年10月17日
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タイトルの通り。
「映画」とは本来、社会と自分との距離をはかる、見直す、与えてくれるショック療法的な装置である。
そのことを再確認させてくれた。

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早足ベンヤミン

3.0超解像度とは?

2020年10月17日
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この映画のレビューでプロの方が映画の宣伝をコピペしたかのような文章を書いてて呆れました。
この映画を見て超解像度の美しい映像だったと思う人がどれだけいるだろうか?
8Kと名ばかりのクソ解像度で色味も眠たくなるようなドラマルック。窓外の光が強すぎて人物に目がいかないカットが多数あり、グレーディングを本当にしたのかなって疑問に思う程。
劇場用に色味を調整したと書いてるのならもうちょっとマシなルックになるはずです。
話の内容は別として、1800円払う価値のある映像技術があったとは到底思えない作品でした。

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となかい

2.0う~ん・・・・・

2020年10月17日
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随分、余韻の薄い作品だなと・・・
反戦映画としては押しが弱いし
(憲兵の服装や立振舞は美しいけど、これって多分にBS8Kを意識したんだと思いますが、拷問シーンも今一、迫力不足だし、効果音もないし)
活劇として見れば、見れなくもないけれど
それだと少し物足りないし
結末はテロップだけってのも、如何にもテレビドラマ候で・・

ヴェネチアでこの作品のどこがウケたのでしょうか?

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ちゆう

2.5カツベンさんやい、これに声を入れてくれ!

2020年10月17日
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鑑賞方法:映画館

難しい

予告に惹かれたので鑑賞。
NHKで放送されていたドラマ版は少しだけ見て、面白かった記憶があるので期待値はそこそこ。
ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したということで、さらに期待値は上がった。

受賞した意味がわかりませんでした。
クリーピーでもそうでしたが、私は黒沢清監督の作品が苦手なのかな...。光と闇の表現は良いんだけどね

戦争真っ只中の2本で外交官に勤める優作(高橋一生)は、満州に行った際に国家機密を知ってしまう。妻の聡子(蒼井優)は顛末を世に知らしめようとする優作をずっと信じていた。

映像はNHK×黒沢清ということもあり、とても美しい。聡子と優作が抱く希望と不安が光によって上手いこと表現されており、観客の興味を引かせる。

高橋一生は相変わらずカッコイイなぁ。
外交官がすっごく似合うし、ホントに品のある演技をする俳優さんなこと。適役すぎまっせ。
東出昌大も棒読みが目立つことが多いですけど、今回はかなり良かった。「おらおらでひとりいぐも」でも、蒼井優と共演しているので楽しみですな

今作最大の欠点は、映画である必要性が全くないということ。

前半は緊迫感が多少ありこれからの展開が気になっていたが、その期待もすぐに崩れ落ちる。
どんでん返しだったり衝撃の結末だったりが全く無く、なんだったんだよという気持ちで終わってしまう。

蒼井優主演作品はあまり見た事がないが、素晴らしい演技をする女優だなという印象が強かった。
しかし、今回に関しては何だか1人だけタイムスリップしきれてないようで浮いていた。

脚本も音楽も演技もCGも全てが中途半端。
いきなりだらけで話に着いていけず、着いていく気も失ってしまうほどつまらない内容だった。

ということで、映画である必要が微塵にも感じられない映画。これがまんまドラマとして放送されるとしても、最後まで見れる気はしない。

核心をついたわけでもないのでホント、なんでこの作品を見て銀獅子賞を与えようと思ったのか不思議でならない。贔屓じゃない?大丈夫?

〜余談〜
昨日の夜はあんなにも多かった客が、一気に減っている。公開日だったと言うともあるかもしれないけど、今日はあまりいなかった気がした。鬼滅の刃のファンは大人が多いのかな?
逆に今作はなかなか入っていた。賞を受賞したということがでかいのだろう。

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