「共犯者になるという形の独占欲」スパイの妻 劇場版 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
共犯者になるという形の独占欲
スパイと言う言葉とは裏腹に、女の影に翻弄される妻のラブストーリーだった。
妻という1人の女の大胆な独占欲、内容がどうであれ犠牲もかえりみないで共犯者になるという愛情表現。
唯一の共犯者になってからの生き生きした様は呆れる程に楽しそうで、命懸けた亡命劇も素敵な逃避行みたいにみえてしまった。
賞を取った重みは感じなかったが、演技に魅了され引き込まれた。
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