「最後は海で、はもうエエわ」スパイの妻 劇場版 熱帯雨林さんの映画レビュー(感想・評価)
最後は海で、はもうエエわ
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面白くもなんともない映画。今年のというか、生涯で一番つまらなかった映画です。金返せと言いたい、ホント。淡々と進む単調な映画ですわ。というかテレビ番組の映画館上映?であれば納得。映画館で金とって見せるレベルに達していない。
主人公二人はどういう設定で東京山の手言葉(標準語と呼んでもいいが)を喋っているんだ?神戸での長年の貿易会社経営・自宅も神戸。来たばっかりじゃなかろうに、違和感大。あと、旦那は船の上で誰に向かって手を振っていたのか?また、日本から脱出しようとしているのに目立つことして良いのか?わけわからん。
日本の映画テレビで、最後に無駄に海岸を走らせて終わったり、海岸で泣いたり、死んだりして終わるのは、もうお腹いっぱい。青春物の「夕日に向かって走るんだ」「海のバカ野郎」と同じ安直さ、レベルの低さだと思う。話の片づけ方をどうするべきか決まらず、海岸で終わらしちゃえとでもなったとしか思えない。この映画でも、嫁さんはなぜ、神戸大空襲の夜に人が全く居ず貸し切り状態の不思議な海岸までわざわざ行って大泣きする?ドラマチックを演出か?古っ。おいコラ、こんな脚本、もうエエわ。あとこれは脚本のせいじゃないが、大阪湾のとは思えない大波の場所だったしねぇ。
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