「もっと突っ込んでほしかった」人数の町 ぽこぺんさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと突っ込んでほしかった
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街で暮らすのは、何も考えずに、ただのんびり生きられればいい人たち。無気力で、疑問を持たずセックスして飯が食えればいい。
そうなってしまえば、生きてはいても家畜と同じで世の中は権力者の思うがままになってしまう、ということが言いたい映画だと思った。
今の自民党政府はSNSを操作していると噂されたり、人事を掌握して司法と警察を牛耳ろうとしたり、改ざん隠蔽やりたい放題。それでも国民は政府広報と化したマスコミが垂れ流す情報に骨抜きにされ文句も言わなけりゃ選挙にも行かない。つまりあの街はまさに今の日本のこと、もしくは将来の日本の姿だ。
ただ、その社会が結局どうなるのか、行き着く果てに何が待っているのか、そこまで突っ込んで描いて欲しかった。
気づかなければそれはそれでアリだよね。とか思われないためにも。
自分の目に景色は美しく映るのか?常に自問していきたい
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